TURN82 ケツアル=ハニーその五
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「寿命も長いんや」
「そうした種族ですか」
「そや、まあ色々とある種族や」
「ですね、本当に」
「その連中と戦うさかいな」
それでだというのだ。
「まあ色々と用心していこうな」
「とりあえずハニワ相手にはビーム攻撃は控えましょう」
秋山は具体的な戦術を述べた。
「ビームは人間や宇宙怪獣相手です」
「あたしは別だね」
ここで言ったのはキャシーだった。
「あたしは貫通させられるからね」
「はい、ブラッドレイ中将はそのままお願いします」
「わかったよ、じゃあね」
キャシーは秋山の言葉にも頷く。
「あたしはいつも通りでね」
「それでお願いします」
「つまりハニワ相手には艦載機ね」
クリスは自身の得意分野を使えると思い楽しげな笑顔になっていた。
「それで攻めるといいわね」
「そういうことです。幸い大型空母の配備も出来ています」
このこともあった。
「ですから」
「攻撃の仕方も出来てきたわね」
「それに新兵器もあります」
秋山はこのことkも言った。
「平賀博士が開発された兵器が」
「うむ、遂に完成した」
場には津波もいた、それでだった。
「四番艦までな」
「と、津波様が申しております」
いつも通りここで久重が自分の言葉を出す。
「そういうことです」
「ではその兵器も投入しよう」
東郷は冷静に答える。
「さて、面白い総力戦になるな」
「面白いですか?」
「厳しい戦いでも余裕は持たないとな」
東郷は日本妹に持ち前の余裕も見せる。
「硬くなると失敗するものだ」
「長官がいつも仰っている様に」
「そうだ、気持ちはほぐしていこう」
「わかりました」
こうした話をしてそのうえでだった、枢軸軍は伊勢志摩も加えてそのうえでアステカ帝国との戦いに入った、そのアステカ帝国では。
「ホーーーーー!」
「ホーーーーー!」
「ホーーーーー!」
人間達が青いハニワ達と共に騒いでいた。
「祭り!祭り!」
「戦いだ!戦いだ!」
「日本が来る!ガメリカが来る!中帝国が来る!」
「ドクツも来る!オフランスも来る!」
「ついでにイタリンも来る!」
最後はあまりどうでもいい感じだった。
「祭りだ!やるぞ!」
『戦うぞ!」
「奴等に我々の力を思い知らせてやれ!」
「ハニワの強さ!」
「ハニワの凄さ!」
こうしたこを叫んでいた、そして。
独特の、階段が中央にありその左右に日本帝国で言うシーサーや狛犬の頭を思わせる像を置いたピラミッドの頂上に白いハニワがいた。
黒い目と口は他のハニワと同じだ、黄金の王冠に赤いマント、それに胸には黄金の飾りがある。
この怪しいにも程があるハニワこそアステカ帝国の皇帝ケツアルハニーだ、このとりわけ怪しいハニワの言葉だ。
「臣
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