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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第114話】
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れてしまった――母さんに。
「うふふ、お母さんの年をばらしちゃダメでしょ、ヒルト?――さて、水着を選びましょうかぁ。織斑君も、お姉さんの水着選んであげなさい」
「あ――は、はい」
そう返事をすると、一夏は織斑先生の元へと向かった。
それと同時に、親父も水着売り場に入って俺と母さんの元へとやって来る。
「ハッハッハッ、ラウラも成長したなぁ…何だか少し感慨深くなったぜ」
「ん?親父、ラウラは何処に行ったんだ?」
「あぁ、何かクラリッサに連絡するとか言ってたな――しかしクラリッサか……俺がやった漫画、まだ大事にしてるのかな」
そんな風に呟き、昔を思い出しているのかうんうんと頷いている。
「……てか親父、その漫画って確か美冬のやつじゃなかったか?何か美冬がおお泣きしてた気がするが――『パパ何か大嫌いッ!うわああぁぁん』――って、泣き止むまで大変だった記憶があるんだが」
「うぐっ!!……ふ、古傷を抉られた気持ちだぜ…。――仕方ねぇじゃねぇか、当時のクラリッサの誕生日にあげられるものがあれしかなかったんだし!」
……いや、だからって娘の少女漫画をプレゼントで渡すのはいかがなものかと――とは思ってもまあ過去の事だし、今更言っても仕方ないか。
何て思っていると母さんが選んだ水着を見せてきた。
「うふふ、二人ともお話し中悪いんだけどぉ……どっちが似合うかしら?」
そう言って見せてきた水着が片方は黒のシンプルなビキニで、もう片方はその……殆どが紐にしか見えない様な歩くけしからん水着というか……危ない水着というか……。
「……母さん、そっちの紐にしか見えない水着は流石に不味いだろ」
「むっ、ヒルト、母さんの紐水着を見たくないのか?俺は見たい!見たいぞ!!」
何故かテンションの上がった親父を呆れて見つつ、俺は――。
「……そんな水着を着たら、母さんまたナンパされるかもしれないぞ親父?」
そう言うやムンクの叫びよろしく、ショックを受けた親父が――。
「そ、それはダメだ!母さん、こっちのセパレートの水着にしなさい」
そう言い、手に取った真っ赤なセパレートタイプの水着を渡す。
「そぉねぇ……うん、じゃあこれ、一度試着しちゃおうかしらぁ――二人とも、待っててね?」
親父から渡された真っ赤なセパレートタイプの水着を持ち、試着室へと入っていった母さん――と、親父が突然。
「ヒルト、どうだ最近?」
「……?どういう意味だ親父?」
質問の意味がわからない俺は、聞き返すと親父が肩を組んで引き寄せられ、耳打ちで――。
「流石にそろそろお前にも彼女が出来
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