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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第114話】
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「そ、その、出るタイミングを計っていたのですわ」

「あんたねぇ、柱からその金髪が見えてたからバレバレだったわよ?」


――と言うのは鈴音だ。

その姿はラフで動きやすそうな服装で、彼女らしいと思わせる服装だ。

特にホットパンツが似合っていて、太ももが眩しい――。

一方のセシリアは、まさしくお嬢様という出で立ち、学園の制服に似たような感じの服装だ――女の子の服装に詳しくないからよくわからないが、とても似合ってる――と、母さんが。


「うふふ、ヒルト?あまり女の子をじろじろ見ちゃダメよ?」

「……わ、わかってるって、ただ二人とも、私服が似合ってるなって思っただけだよ」


そう言うと、左隣のシャルが少し表情が変わるが直ぐに元に戻った。

――そういや、親父が見えないな。


「母さん、親父はどこだ?」

「お父さん?何か教え子に挨拶するって言ってたわ――うん、外に居るあの子に」


言うや、指差す方向に居たのは親父とラウラだ――しかもラウラは敬礼している。


……何を話してるのかはわからないが久しぶりの再会だ、邪魔をするのは無粋というやつだろう。

――しかし、ラウラってあんな風に笑うことが出来るんだな……何だか、十代女子特有の笑顔――ってラウラは同い年だな、俺と。

――ラウラはいつも通りのIS学園の制服だ――まあ制服で出掛けても問題ないからいいのだがやはり私服というのも見てみたいと思うのが心情って訳で――と、織斑先生がため息混じりで呟く。


「さっさと買い物を済ませて退散するとしよう」


そう呟きながら手にしているのは水着だ、それもビキニ――色は白と赤のストライプ。

……うん、想像出来なかった。

何て事を思っていると山田先生が突然――。


「あ、あー。私ちょっと買い忘れがあったので行ってきます。えーと、場所がわからないので凰さんとオルコットさん、それにデュノアさんも着いてきてください、後有坂くんも」


言うや、手招きする山田先生――と、母さんが。


「山田先生、ヒルトは連れていかないでくださいな。久しぶりに親子水入らず――ってね♪」


そうウインクしながら言うと察した山田先生は頷き――。


「わかりました。では凰さん、オルコットさん、デュノアさんも行きましょう」

「ちょ、ちょっと!アタシは一夏と――」

「お、押さないでくださいな。山田先――」

「あ……ヒルト、また後でね?」

「あぁ、また後でな」


そう言い、俺は手を振ると一夏は――。



「……ヒルトの母親、俺初めて見たが若いんだな」

「ん?そりゃそうだ、まだ三十一だし――あたっ!?」


ぽかりと叩か
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