第一章〜囚われの少女〜
第七幕『千一夜』
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の憐れみを」淡く、優しい。終わりのない夢をください。
「お望みとあらば。今すぐにでも、あなたの元へと飛んでいきたい」
姿を鳥に変えて。生まれ変われるならば、何も知らない――不自由や自由でさえも知らない、罪深き鳥の姿に生まれ変わりたい。
少女の手のひらには。一滴の、しずく。
――
そうしてさらに夜は更け、空には赤く燃える火が登ろうとしていた。
その頃王宮には、何やらざわざわと風が吹き始めていた。
「女王様、大変です! ――」
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