A’s編
なう
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「ところで、レイハとバルさんってどんくらい前から使われてんだろ?」
「え、ちょっとおにぃ、急になに?」
美愛がふと口に出してしまった疑問に対し、変な目を向けてくる。
「いや、なんとなく気になっただけ。気にすんな。あとその目やめろ」
「へーい。・・・っと、ここだよね、レイハさんとバルさんがあるのって」
「うん。ここでいいはずだけど」
オレと美愛のちょっとした会話を普通にスルーしてなのはと話していたフェイトが急にログインなう。
「陽龍、つぶやかないで」
へーい。
フェイトに怒られながらも部屋に侵にゅ・・・じゃないや、入る。
そこにはポットみたいなものの中に入っているレイジングハート、バルディッシュがある。
「ねえ、この子達、どう?」
「あまり良いとは言えないかな。再起動とかして部品交換もしないと」
フェイトの言葉に、そこでデバイスの様子を見ていたユーノが答える。
「あ、そういえばあのへんな奴らが使っていたデバイス、あれもどこかおかしくなかったか?」
オレはあの時の光景を思い出しながら質問する。
「ああ、あれは多分ベルカ式だよ。ベルカ式は遠距離戦とかは度外視して、近距離線に長けているんだ。そしてみんなが使うミッド式ともうひとつ違うところ、カートリッジシステム。カートリッジと呼ばれる物に魔力を込め、一時的に所有者の魔力を倍増させるシステムなんだけど、ミッド式だと力が不安定なんだよね」
ふむ、だとしたら・・・。
「もしもオレがカートリッジ使ったら凄いことになりそうだな・・・って、まて、その表現できない表情は」
「いや、そういえばおにぃの魔力って爆発しちゃうくらいなんだよなぁーってことを思い出して」
まあそうだけど。
「ってことで家帰ったら母さんにカートリッジシステム付けてもらおう。そうしよう」
「お前はこの世界を破壊するつもりか!?」
「クロノ、その反応はどこかおかしい」
「でも陽龍、割と当然の反応だと思う」
「え?」
・・・え?
「いやおにぃ、二重で驚かないでよ」
「いや、だって・・・ねえ?」
「私に聞くなし」
「じゃあフェイト」
「なのはに受け流す」
「そのふざけた幻想をぶち壊すの!」
「使いどころが少し違う!」
「相変わらず君たちは楽しそうだなぁ・・・」
それほどでもないぜ☆
「でつに褒めてないからな、陽龍」
知ってる☆
「そのテンションうざいな」
し、知ってる☆
「・・・いい加減にやめないか?」
・・・うん。
「おにぃが丸め込まれた!?流石クロノ!そこに」
「痺れもしねーし憧れねーよ!」
「おにぃつまんなーい」
「っていうかみんな、静かにしようねー?」
フェイトに怒られた
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