暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第19話「はぁ…ようやく食堂のくだりもおしまいか…」
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まあ、確かに気付くのが遅かったかもしれないが、お前以外の女には興味無いんでね。
虚
「…バカ///」
知ってる。
本音
「ムゥ〜〜〜〜〜 (プクゥ」
ありゃ、怒らせすぎたかな?
けど、頬を膨らませてこっちを睨んでるとこ悪いが、写真の件の羞恥心と涙目が追加されてるから全然迫力が無いぞ?
本音
「むぃ〜、こうなったらこっちも二人の写真を…(ゴソゴソ」
そう言って、昔からの着ている異様に長い袖の片方に手を突っ込み取り出したのは……
《1枚目:スレンダーで軽く薄化粧をした超絶美人な和服メイド》
《2枚目:髪を1束に纏めた眼鏡の似合う執事。ただし胸の膨らみが隠しきれてない》
俺と虚が通っていた中学の文化祭の写真だった。
ケイン
「お〜、スゲー美人だなキョーヤ」
箒&ナギ&癒子
「「「(お、男(の方)に負けた……) (ズーン」」」
虚
「あら、懐かしいわね」
鏡也
「文化祭のときにやったな〜男女逆転喫茶」
虚
「結局、体育会系クラスの“ツンデレから妹属性まで何でもござれ喫茶”に優勝盗られちゃったわね」
鏡也
「恐い雰囲気のマッチョ達によるドジっ子とか、ギャップがキモ可愛いくて面白かったな〜」
虚
「フフ、皆元気に……してるわねきっと」
鏡也
「ハハハ、当り前だろう」
で、これがどうかしたのか本音?
本音
「…うわぁぁああん。ナっちゃんにもっち〜。世の中は理不尽だよ〜 (ダキッ」
ナギ
「う、うん。そうだね…(私たちにとっても十分理不尽なんだけど…)」
癒子
「よしよし、いい子いい子。(…なによこの胸の弾力。布仏の遺伝子は化物か!!)」
フハハハ、甘いぞ本音。
この程度で俺らが恥ずかしがるわけないだろう。
どんだけ義母さんにからかわれ続けたと思ってるんだ。
……やべ、言ってて悲しくなってきた。
一夏
「というか、女装が凄く似合いますね鏡也先輩」
ケイン
「本当に違和感が無いよな〜」
鏡也
「素材が良いからね〜♪」
一夏
「…自分で言うことですか?」
鏡也
「事実だろ?」
一夏
「ま、まあそうですけd―――「はぁっ!? ちょっと待ってよ一夏!!」――ってどうしたリン?」
鈴音
「そ、そいつ男なの!?」
一夏
「あ、ああそうらしいけd――「「えっ!? そ、そう(でしたの!?)だったの!?」」―――」
おや?
鏡也
「言って無かったのか?」
本音
「………あ〜、忘れてた〜」
癒子
「そういえば二人に言ってなかったわね…」
ナギ
「私たちも初めて聞いたときは驚いたけど、男の方なんだって…」
静寂
「ウソ、こんなに綺麗な人が…」
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