暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
更なる葛藤〜
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んでも・・・俺の手は弾かれなかった。

『オイラは・・・オイラなりに咲さんを信じてみたいッス』

「・・・そっか」

俺はBモードを発動させ、空を飛ぶ。・・・そういえば・・・六神将の面々はどうなったんだろう・・・近くに血痕は無かったが・・・






































































「あ・・・咲!?」

愛依が真っ先に俺に気づく。

「よっ。・・・何とか生きてたぜ」

・・・その時、ティアが近づいてくる。

「貴方が・・・教官の弟だったなんて・・・」

その言葉に聞いていなかった面々が驚く。

「・・・ああ、記憶もある程度戻ったしな・・・」


「・・・聞かせてもらって・・・いいかしら?」

「・・・」

「・・・ご、ごめんなさい。無神経だったわね」

「・・・いや、いいよ。話す。・・・みんなも聞いてくれ」

俺はジゼルについて話し・・・思い出したくない、サキ・オスローが死んだ日を思い出していく。












































『・・・ふぅ、この調子なら、すぐ帰れるな・・・』

早く帰ってジゼルの誕生日をしっかり祝わないと・・・俺は鎧を脱ぎ、剣を置く。

『・・・ああ、隊長に明日の日程を聞かなきゃな・・・』

俺は用意されているテントから出て、隊長の部屋を目指すが・・・何かおかしい。

『(静かすぎる・・・?)』

その時、殺気を感じてすぐに飛び退る。

ヒュン!

『な、なんだ!?』

『勘の良い奴だ・・・』

そいつは・・・かなり地位の高い神託の盾兵だ。

『な、なにをするんですか!』

『預言に詠まれていた。この部隊は全滅する・・・とな』

『な・・・!?』

『死ね!』

一撃を避けきれず、頬を掠める。

『う、うわ・・・うわあああ!』

俺は走り出す。殺される。怖い。死にたくない。・・・気が付けば、目の前は崖だった。

『ここまでだな』

『く、来るな!』

ガラッ

『・・・!?』

足場が崩れ、俺は崖から落下する。

『(姉貴・・・ごめん・・・!)』

・・・そこで意識が途絶えた・・・


































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