いちごの愛
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いちごを独り占め出来るかも。
でも
僕はまだ死にたくないな…
そんなことを考えていたら
床に転がっていた
いちごの刃先が
死んだいちごの呪いで動き出した。
そして、
勢いよく僕の喉を
ざっくりと
深く深く掻っ切った後に
容赦なく貫通した。
僕の意識が遠くなる頃
いちごは満足そうに
でも少し寂しそうに笑っていた。
そして
いちごは血まみれの赤い指で
壁に愛を綴る…
「心の中で私は知っている
自分は正しい
私はずっと
闇に沈んでいる
でも、立ち直る
私は愛の彼方を
探し求めているの
(坂本龍一さんのthe other side of loveを和訳して抜粋したものです)」
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