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ロックマンX1st魔法少女と蒼き英雄
第二話「魔法/MAGIC」
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ように平然を保っていた。
その後、教室で一時間目の授業を始まり、教科書を机の上に用意していたが、
「それじゃあ授業を始めるぞ?」
一時間目の算数の時間になったがこのときゴン太が道徳に、
「先生!いつもの話を聞かせてよ?」
と、言い出してきた。
「いつもの話……?」
タケルは首をかしげると、周りの生徒達はそれを聞いて楽しみに道か顔で道徳を見た。
「おいおい?仕方ないな……よし、じゃあ全員教科書を閉じて?」
「え……?」
タケルは彼が何を言っているのか理解できないが、その後道徳の特別授業が始まった。
「じゃあ、今回は人と人との絆について話そうか?」
そういうと道徳は生徒達に話を始めた、生徒達も彼の話を熱心に聞いて授業はいつのまにか一時間目が終わっていた。
「……と、いうわけで関東淡路大震災や近年起こった東日本大震災では被災地の人たちは皆で力を合わし、協力しながらお互い譲り合い、他者を思いやる優しい心を世界に見せた。こうした人と人との絆は困難な試練にこそ生まれるものだ。だから、皆もどんなに辛いことが起ころうとも、挫けずに人と手を取り合いながら頑張ろう!」
ちょうどチャイムが鳴り、タケルは道徳の授業を堪能した。彼にも道徳の特別授業が気に入ったようである。
それから午前の授業が終わり昼休みになった。一人で給食を食べ終えた後は一人こっそりとグリム童話を呼んでいた。
「……」
「やぁタケル君?」
「先生……?」
彼の席へボールを小脇に抱えた道徳が歩み寄ってきた。
「これからドッジボールを皆とやるんだが、君もどうだい?」
「……」
ドッジボール、彼にとって聞いただけで嫌な言葉だ。よく、体育の時間にやったドッジボールは虐めの的にされたものだった。
「……いいです」
「ん?そうか?遠慮しないでもいいぞ?」
「一人がいいから……」
「そうか……気が変わったらおいでよ?」
そういうと道徳は生徒達に引っ張られながら校庭へ向った。
「……」
タケルは読書で昼休みを過ごし、午後の授業も無事に受けて学校から帰ることが出来た。しかし彼はこの後高町家に戻ろうか、それともライトの元へ行こうかと迷っていた。あの時は自分が疾走して迷惑をかけてしまったから戻りにくい。やはり、ライトの自宅へ行こうか?そう自転車に乗りながら考えていると、
「なのはちゃん……?」
目の前で走るなのはと行き会った。
「あ、タケル君?」
なのはは立ち止まり、タケルの顔を見てホッとした。
「よかった……あのあと心配したんだよ?」
「ご、ごめん……なのはちゃん、何処へ行くの……?」
「ユーノ君と一緒にジュエルシードの回収に行くの!神社のほうにジュエルシードの反応がするって?私、学校や塾の時間は無理だけどそれ以外の時間なら手伝えるから」
「……」
「じゃあ私
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