第100話 インジュリアス
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・・?この変な怪物に食べられるって事ッ!?食べられるもんですかっ!!とにかく、この変な怪物を倒さないと・・・!!私は立ち上がって、両手を構え冷気をあふれさせる。
ユ「アイスメイク、針ッ!!(スピア)」
流星群のように、針型の氷がインジュリアスってゆう怪物に容赦なくぶつかる・・・けど、
ユ「攻撃が効いてないっ!?」
イ「なかなかの腕だが、我にはまだまだだ・・・おとなしく我の食になれ・・・!黒風!」
インジュリアスの口から黒い竜巻のような風が吹き荒れる。
ユ「アイスメイク、盾ッ!!(シールド)」
盾で防ぐけど、威力がハンパなく強い・・・ピキ!パキ!
ユ「私の盾が・・・!!」
イ「これでくたばれ・・・!」
私はさっき本に浮かび上がった文字の内容を思い出す。「X月X日、ユモス・クオリナ死亡」あれって、こうゆう意味だったんだ・・・
イ「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
私はぎゅっと目を瞑る。誰か・・・誰か助けて・・・!!私は心の中で叫んだ。その時、私の体がふわっと持ち上がり、インジュリアスの攻撃をギリギリ避ける事ができた。
イ「誰だ・・・!我の食を奪い取るな・・・!!」
私は恐る恐る閉じていた目を開ける。
グ「勝手にユモを食いもん扱いするんじゃねぇよ。」
紺色の髪の毛に、少し垂れ目がちな目、珍しく服を着ている、紛れもないグレイだった。
ユ「グ、グレイ!?何でここにっ!?」
グ「胸騒ぎがしたんだよ。俺の勘はよく当たるのは、ユモも知ってるだろ?」
グレイはそう言いながら私を下ろしてくれた。
グ「んで、このバカデカイのは何だ?」
ユ「見てのとおり、本から出てきた変な怪物、インジュリアス。」
インジュリアスは私とグレイを見ると、
イ「我の食が増えた・・・これで腹もいっぱいになる・・・」
グ「だから勝手に食いもん扱いするんじゃねぇって言ってんだろうがっ!!」
ユ「私たちを食べてもおいしくなんかないから!アイスメイク、氷霧ッ!!(フリーズミスト)」
倉庫が冷たい霧に包まれる。
イ「くそっ!どこに消えた!!我の食・・・!!」
消えてもないし、あんたの食でもないんだってばっ!!私はインジュリアスの背後に、グレイはインジュリアスの正面に・・・
グ「アイスメイク、槍騎兵ッ!!(ランス)」
ユ「アイスメイク、柱ッ!!(タワー)」
イ「ぐはぁっ!!!」
見事命中!!今度はインジュリアスの左右に周ると、
グ「アイスメイク、戦斧ッ!!(バトルアックス)」
ユ「アイスメイク、爆弾ッ!!(ボム)」
イ「ぐわぁぁぁぁぁっ!!!」
これまた見事命中!!これで、止めだっ!!今度は2人でインジュリ
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