怒るS・灼熱の切札
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ズガァァン
「!」
ヴィータがアイゼンを振り回し乱入する。
「人のケンカに首を突っ込むたぁ良い度胸してんじゃなえか!!」
「おや?苦戦中のようにもみえましたが…?」
「うるせえ!さっきこれからババーンと逆転するところだったんだよ!」
怪人も軽やかにかわしヴィータに吹雪を吹き付ける。
「ぬお!?」
アイゼンもろとも凍りづけにされてしまうヴィータ。
「不味い!!」
シグナムとザフィーラも駆け付けようとしたがあと一歩で間に合わ無い。
「くそ…」
諦めかけたその時…
『ヒート・ジョーカー』!!
「せいや!!」
水球を破壊し、Wがメタルメモリから再びジョーカーメモリを使用、ヒートジョーカーとなり、灼熱の拳を見舞う。
「!」
驚いて距離をとる怪人。そして、Wの纏う熱気によりヴィータの氷が溶けていく…。
「はっ……はっくしょん!!」
氷が溶けるやいなや盛大にくしゃみをするヴィータ。
「ヴィータ、大丈夫か!?」
心配し、声をかけるザフィーラ。シグナムは怪人に斬りかかるがあえなく水流により返り討ちにされてしまった…。
「まさか…こいつの能力は…」
シグナムは気が付いた…
雷…
水…
吹雪…
これら全てを満たしている能力と言えば…
「ヴィータ!奴の能力は『天気』だ!」
「何?」
「今更ですか?」
シグナムは警告したがヴィータは今一つ理解している様子は無く怪人も自分の能力に今気が付いたことに呆れているようだ…。
「それでも、勝機には繋がりませんけどね!!」
怪人は再び稲妻を放つ。
「それは見切った!」
しかし、シグナムはレヴァンティンでそれを弾き間合いを詰めるが…
「知ってますか?今日は強風警報がでてるんですよ。」
「!」
あと一歩というところで怪人の放つ突風により弾き返されるシグナム。彼女の騎士甲冑が所々破ける。
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ザフィーラも突っ込むが…
「馬鹿の一つ覚えで殴りかかっても無駄です。」
怪人はザフィーラの腕を掴み放電。そのまま彼を投げ捨てる。
「ぐあ!!」
「
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