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真似と開閉と世界旅行
会議〜
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道連れに出来れば十分」


こいつ・・・死ぬことに躊躇いがない。

「ウオオオ!」

時間がない。俺は大剣を振りかぶり、突撃する。

「甘いんだよ」

シンクは一撃を避け、蹴りを放つ。

ガッ!

「っつ・・・!」

それを片手で防ぎ、大剣を横薙ぎに払う。

「くそっ!」

シンクは真後ろに跳んで回避するが・・・

「・・・待っていましたよ。タービュランス!」

ジェイドの譜術がシンクを呑み込む。

「く・・・まだまだぁ!」

シンクが煙の中から突っ込んできて、俺の懐に飛び込む。

「昴龍轢破!」

ズガァン!

「あぐ!?」

炎を纏ったアッパーが俺を撃ち抜く。

「受けてみろぉ!空破爆炎弾!」

「ぐあああ!?」

「サキ!」

俺はすぐに立ち上がる。

「はぁ、はぁ・・・」

息が乱れる。身体が重い。視界がボヤける。

「(くそ・・・やっぱし連続は不味かったか・・・)」

俺は頭を振り、大剣を空間に放り込む。

「どうした?もうあきらめたのかい?・・・だったら死になよ!」

シンクが再び突っ込んでくる。そして拳を構えた瞬間・・・俺は一気に力を込め、シンクの真横を通り抜ける。

「なに!?」

「行くぜ!」

闇の力を更に解放する。

「闇の力・・・負の鎖から逃れられるかな?」

黒い魔方陣が浮かび上がる。

「邪悪なる力に打ち勝てるか!ダークネスバインド!!」

ドガァァァァ!!

秘奥義が炸裂し・・・シンクが膝をつく。そしてその拍子に仮面が外れ・・・

「お・・・おまえ・・・」

その顔は・・・

「嘘・・・イオン様が二人・・・!?」


・・・イオンと同じ顔だった。

「・・・くっ」

「やっぱり・・・あなたも導師のレプリカなのですね」

その言葉にガイが反応する。

「おい!あなたも・・・ってどういうことだ!」

「・・・はい。僕は導師イオンの七番目・・・最後のレプリカですから」

「レプリカ!?お前が!?」

「嘘・・・だってイオン様・・・」

「すみませんアニス。僕は誕生して、まだ二年程しか経っていません」

「二年って、私がイオン様付きの導師守護役になった頃・・・まさかアリエッタを解任したのは、あなたに・・・過去の記憶がないから?」

「ええ。あの時、被験者(オリジナル)イオンは病で死に直面していた。でも、跡継ぎがいなかったので、ヴァンとモースがフォミクリーを使用したんです」

「・・・おまえは一番被験者に近い能力を持っていた。ボク達屑と違ってね」

「そんな・・・屑だなんて・・・」

「屑さ。能力が劣化していたから、生きながら
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