Vとの激闘・鉄槌と鋼鉄
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「貴方でも務まらないかも知れませんよ?」
男は銀色のWと似たメモリを懐から取り出すとボタンを押し首に差す。
「「「「!!」」」」
すると、メモリは男に吸い込まれていき男の姿が白い怪人に変わる。
『不味い!ドーパントだ!!逃げろ翔子!!』
「遅いです…。」
「「!!」」
翔子の反応より一瞬早く怪人が右手を向けると絶対零度の吹雪が放たれる。
「「ぐあ!?」」
回避することも叶わず直撃を食らうW。その体の殆どが凍てついている。
(マジかよ…)
戦慄を覚えるヴィータ。いくら迂闊な行動をしたといえど自分の苦戦を強いられた相手をこうも簡単に圧倒する存在…。しかも、明らかに自分達には友好的では無い。
(どうする……)
相手は氷雪系の攻撃をするとして間違いないだろう…。
(しゃあねぇ)
シグナムなら炎熱系の技をもつがここは戦況が悪い。
「シグナム!ここは一旦…」
ヴィータが撤退を支持しようとした時…
『ヒート・メタル!!』
電子音声が鳴り響く。
「全く…やってくれるじゃない…」
「な…!?」
右側が赤くなったWが立ち上がる…。凍てついていた部分も蒸気をあげながら溶けだしている。驚きを隠せないヴィータ。
「おじさん…どこのどなたか知らんけど、随分良い度胸してんじゃない。」
やせ我慢が見え見えの挑発をみせる翔子。
「ほう…まだ立っていられたとは…」
感嘆の声をあげる怪人。
「舐めんじゃないわよ!」
Wはメタルシャフトを振り回し怪人に突っ込んでいった…。
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