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WvsA‘s ジ・ビギンズナイト
Sの思い・試練の時
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入する翔子とフィリップ。次の瞬間、その空間に二人の姿は無かった





















場所は替わり海鳴病院前…





「てめえ、何者だ!?」



ヴィータが仮面ライダースカルに睨み付ける。



「こいつらの師匠というところだ…」



しかし、スカルはそれを軽く流し仮面ライダーW・ファングジョーカーと脇に抱えている翔子の体を指差す。



「今、師匠と仰いましたね?ならば、アイツを止める方法を知りませんか?」



シグナムがスカルに問う。



「ふん…ぶちのめせというのなら簡単だが、今はそういう問題ではない…。」



「?」



「今はあいつらの試練の時だ…」



スカルの答えはシグナムには理解出来ない。



「それはどういう…」



「「ガアァァァァァァ!!」」



「!!」



そこへW・ファングジョーカーがスカルに襲いかかる…。シグナムは構えるが…



「甘い…」



「「!!」」



何とスカルはファングジョーカーの右手首を片手で掴みそのまま勢いを殺す。



(コイツ…デキル…!!)



シグナムは一瞬でそう判断した。かなり、経験も実力も低くはない彼女だが自分でもこの野獣相手にこずることは間違いない.しかし、スカルは相手の動きを一瞬でしかも片手で封じるという荒業を見せた。これは自分より上の相手かも知れない…。思わずそう考えてしまう…。


(敵に回るとしたら…)



シグナムは自らの武器、レヴァンティンに手を掛ける。



(殺るなら今!)



そして、抜刀で斬りかかろうとするが…



「お嬢さん、俺は敵じゃないぜ…。」



「!!」



シグナムの心を読み先手を打つスカル。シグナムも柄に手を掛けたまま固まる。



「それに…」



すると、ファングジョーカーの変身が解けフィリップが姿を現す。



「あいつらの試練は終わったようだ…。」



そう言うとスカルは抱えている翔子の体を空中に放り出す。



「な!?」



「!!」



突然のことに呆気をとられたシグナムとヴィータだったがシグナムが一瞬でキャッチする体制に入る…。







ヒュン







しかし、同時に翔子のWドライバーに二本のメモリが現れる。シグナムは危機を察知し、後
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