Sの思い・試練の時
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「でも、フィリップ…」
「言っただろう…僕は…」
ココデキエルンダ…
「さあ、早く…このままだと君の精神も…」
「ふん!」
「え?」
しかし、翔子はフィリップを肩車をする。
「聞いていなかったのかい!?僕を助けるのは無理だ!」
「んなモンやってみなきゃわからないでしょ…。」
「そんな事…」
「だぁぁ!!うるさい!! いい?何事も諦めたらそこで終わりなのよ!それに、目の前であんたに死なれて私だけ助かっても胸くそ悪いだけよ!」
「し、しかし…」
「ママとパパにもらった大事な命でしょ!大切にしなさい!!」
タイセツナイノチ…
フィリップの胸に何かが響いた…。
ボクハタイセツナイノチ…
まるで激流が心の中を満たしていくような感覚だった…。
「翔子…」
「何?」
「願いがあるんだ…」
フィリップは翔子の顔を見つめると自分の願いを喋りだした…
コノ、アクマトアイノリスルアイボウニナッテクレナイカ?
「喜んで!」
翔子は真っ直ぐに返した。そして、彼の手を握る。
「「!!」」
すると、今まで燃えていた本棚が何事も無かったかのように規則正しく並び、燃えていた痕跡すら見当たらなくなっている。
「あ…」
気がつくと翔子とフィリップにWドライバーが巻かれている。
そして翔子の右手に紫色のジョーカーメモリが…
フィリップの右手には緑色のサイクロンメモリが握られている。
「いこうか…フィリップ。」
「そうだね翔子…。」
『ジョーカー!!』
『サイクロン!!』
それぞれのメモリのスイッチを押し、Wドライバーにメモリを挿
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