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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
第十三話
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配無用!すぐにでも全員沈めたるわいや!」
大小も形もさまざまな魔力弾が彼を襲う。最小限の動きでかわそうとするも、数発は食らってしまう。特に一人が放つ弾幕ではないため、いつどこからどんな軌道で飛んでくるのかわからないのが厄介な点といえるだろう。
「せやけどなぁ……どれもこれも軽い!軽すぎるんじゃい!」
そう。なのはやクロノなどの場合、けん制であろうとそれなりの魔力を込めてくるのだが、彼らの場合弾数を増やすことに集中している為か、一発の威力がとても小さい。
「それに、後ろから追っかけてくる弾丸は遅い!せやから弾同士ぶつけて相殺できる!」
「構うな!撃ちまくれ!」
「こりひん奴らやな。ほないっちょ魅せましょってか!?」
すると直人は飛び上がり、二挺拳銃を腰から抜く。すると。
「だららららららららららららららららららららららららららららららららららァッ!」
魔力カートリッジを両方とも一発消費し、薬莢を吐き出した。すると銃口の前に巨大な魔力弾ができあがると、そこから分散した凄まじい数の魔力弾が数名がかりで襲い掛かってくるそれと相殺している。
「バカな、これがベルカの力!?」
「うろたえるな!接近させなければ負けはない!」
「ふーん、このままやったらジリ貧かいな。ほなしゃあないか……抜刀!」
カートリッジ分の魔力を消費すると拳銃をしまいこみ、剣を抜いた。鍔の部分に装備されているカートリッジリボルバーから薬莢を一発吐き出すと、地面に突き刺して剣の持ち手をまるでバイクのアクセルスロットルのように片手で捻る。
「こいつを防げたら褒めたるわ。行くで、フルスロットル!」
「"Heat Booster"ignited.Let's rock it my master!」
「受け取れ、狂った贈りモンじゃ!クレイジー……ヘルファイアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
すると、突き刺さった剣の先からまるで龍のようにうねる炎が地面を割って噴出してきた。
「な、な、な、なんじゃこりゃァァァァアアアアアッ!?」
「退避、総員退避ィィィィィィィイイイイ!」
「逃がすと思ってるんならお前らの頭相当めでたいで。ジューダス、炎の制御任せた!」
「Yes,sir.」
「ヒートブースター、オン!スラァァァァァァッシュ!」
今度はカートリッジを消費せずに、直人自身の魔力で剣に炎をまとわせた。直人のデバイスであるジューダスとは、彼が炎熱変換の素質を持っていることに気づいたプレシアがそれを最大限生かすために作ったワンオフものだ。とはいえベースはきちんと存在していて、監理局が押収していたベルカ式デバイスにミッド式の装備を追加したもの。また冒頭に男が述べた、ベルカ式とミッド式を融合した魔法式
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