ヴァルハラ
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「はじめまして御主人様」
いったい何がどうなってるんだ・・・・・
「えーと・・・人違いじゃない?その服コスプレ?」
すると少女はキョトンとした顔をし「え・・・コスプレって何ですか?」と言った
もしかしてこの娘、中二病とか?かわいいのに勿体無い
「じ、じゃあ、ここはドコ?」
俺が聞くと
「ヴァルハラです」
と、少女は答えた
ダメだ!!この娘!!話にならない!!ヴァルハラ?意味が分からない!!
「あっ」
少女は何かを思い出したように呟いた
「ゴメンナサイ、説明するのわすれてました!!」
「説明?」
「ハイ!単刀直入に言いますと・・マスターは死にました!!」
「はぁぁぁああああああ!!!!?」
本当になに言ってるの!?この娘!?
「いやいやいやいやいや!!何で!?俺生きてるよ!?」
「此処にくるまえのこと覚えてますか?」
と少女
「えーと・・・・確か学校に行って・・あれ?何してたっけ?てか学校って何だっけ?」
混乱する俺!!すると少女は
「御自分のお名前、思い出せますか?」
と聞いてきた
「俺の名前・・名前・・えー・・ユ、ユーマ?・・・っ御伽 勇真!!学校っ勉強するところ!!」
良かった思い出した!!でも何で忘れてたんだ・・・?
その疑問に少女が答えてくれた
「死んだからですよ、だから前世の記憶が曖昧なんですよ」
そんなバカな、と否定したいが、自分の名前すら忘れていたのだから否定しきれない
「じ、じゃあ、此処は?」
「言ったじゃないですか、ヴァルハラですよ」
「ヴァルハラってなんなんだ!?何でお前はそんなことを知ってるんだ!?」
「えーと、簡単に説明するとヴァルハラは天国、私は天使みたいな感じです」
「マジで!?俺、天国来れたの!?」
よく覚えてないけど天国って確かすごいところだったはず!!
喜んでる俺を少女がキョトンとした顔で見て言った
「なんで喜んでるんですか?マスター」
「っそうだ、そのマスターってのは?」
「私は正確には天使じゃなくて、ヴァルキリーなんですよ」
「ヴァルキリー?」
「はい、勇者をヴァルハラに導き勇者に仕えるのが私の役目なんですよ」
「へー、で?なんで俺がマスターなんだ?」
「マスターが勇者だからですよ」
「ハァ!?俺が勇者ァ!?」
「正確には勇者の素質があるからです」
何だかよく分からないけど、じゃあ俺が此処にきた理由は・・・
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