暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
続く崩落〜
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だ戻ってなかったな」

とにかく、俺達はケセドニアに戻る。・・・すると。

「皆さん!ご無事でしたか!」

ノエルが走ってきた。

「そっちこそ!いつケセドニアに着いたんだ?」

「この辺りが降下する少し前です」

「エンゲープのみんなは?」


「無事にここまで運び終えました」

「よかった〜。お疲れさま」

「到着早々すみませんが、すぐに飛べますか?」

「もちろんです。私はアルビオールで待機しています。準備ができ次第、いらして下さい」

ジェイドが気になることがあると言い、アルビオールに乗り込む。

「うわっ、あのセフィロトツリー、おかしくないか?」

「まぶしくなったかと思ったら消えかかったり・・・切れかけの音素灯みたい」

「やはりセフィロトが暴走していましたか・・・」

「セフィロトの暴走?」

「ええ。恐らくなんらかの影響でセフィロトが暴走し、ツリーが機能不全に陥っているのでしょう。最近地震が多いのも、崩落のせいだけではなかったんですよ」

「・・・待った。てことは、外殻大地は・・・」

俺は嫌な予感を感じた。

「パッセージリングが耐用限界に到達と出ていました。パッセージリングが壊れれば、ツリーも消えて外殻は落ちます。そう遠くない未来にね」

「マジかよ!ユリアシティのやつらはそのことを知ってるのか?」

「お祖父様はこれ以上外殻は落ちないって言ってたもの・・・知らないんだわ」

「・・・イオンさんなら、この対処法を知っているんじゃ・・・」

みんなの視線が愛依に向く。


「あ、あぅ・・・そ、その、イオンさんなら導師だから、凄く秘密の預言も詠めるんじゃないかって・・・す、すみません。ちょっと浅はかですよね・・・」

「・・・ううん、アイ・・・そうかも」

アニスが考え込む。

「イオン様なら・・・ユリアシティの最高機密を知れるかも・・・」

「よし、ならダアトに向かおうぜ」

俺達はダアトに移動する。そこで、街の人々から戦争が休戦になったことを知った。俺達はローレライ教団に入り・・・

「イオンはどこにいるんだ?」

「ご自身の私室ではありませんか?」

「でも、導師のお部屋は教団幹部しか入れないわ。鍵代わりに譜陣が置かれていて、侵入者対策になっているの」

「そんなときは、導師守護役のアニスちゃんにお任せ♪」

「元、だろ」

「ぶー。“元”だけど、ちゃんとお部屋に続く譜陣を発動する呪文、知ってるモン」

・・・というわけで、アニスに案内されて俺達はイオンの部屋に入る・・・が。

「イオンの奴、どこに行ったんだ?」

「しっ、静かに。誰かくるわ!」

「ヤバ・・・ここは関係者以外立
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