第四章
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後事を託す二人に微笑んで言った。
「今から去る、後は頼んだ」
「はい・・・・・・」
二人は劉備の言葉に頷いた、そのうえで彼を見送ったのだった。
劉備の死に顔は穏やかだった、それは決して一人で死ぬ顔ではなかった。共に生きた者達と共に死ぬ顔だった、劉禅と孔明は後によくこう話していたという。
誓いを今 完
2013・5・22
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