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ヴァルハラ
いつもの日常

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 ピピピピ・・・・
聴きなれた目覚まし時計の音がした
「・・・ん」
俺・・・御伽 勇真(おとぎ ゆうま)は目をこすりながら体を起こした
時計を見ると針は6時半を指していた
俺は学校の制服に着替えるとリビングへ行く



「あら、おはよう、朝ご飯出来てるわよ」
と、母さんが言う
「ん」
俺は母さんに挨拶を返すと、自分の席に座り朝食を食べ始める
母さんがふと思い出したように言った
「そう云えば、そろそろ(まこと)君の命日でしょ?」
誠とは5年前に死んだ俺の幼なじみだ
「そう云えばそうだな」
そんな返事をし、ちょうど朝食を食べ終えた俺は
「行ってきまーす」
そう言って俺は学校に向かった。
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