第98話 時のずれ
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じだな。」
巻き戻しか・・・それが実際に出来るなら、フレイを生き返らせたいな・・・すると、アスカちゃんが私の服の裾を引っ張ってきた。
マ「どうしたのアスカちゃん?」
アス「ねぇねぇ、フレイお兄ちゃんは?」
マ「!!!」
そうだ・・・フレイはよくアスカちゃんの面倒を見てたっけ・・・
ウェ「あぁ、えぇっと、フレイさんは・・・」
ウェンディ、ありがとう。もういいよ。これは私の責任でもあるから。私はアスカちゃんの背丈に合わせてしゃがみ込むと、
マ「ごめんねアスカちゃん。フレイは・・・死んじゃったんだ・・・」
アス「え・・・?」
アスカちゃんの目にはすでに涙がたまっていた。
マ「ごめんね・・・」
私はアスカちゃんから顔を逸らす。もう見ていられなかったから・・・
ビス「ア、アスカ、お母さんとお父さんと一緒に遊ぼうか。」
アル「そ、そうだな。」
ビスカとアルザックはアスカちゃんを抱えてその場を去った。ごめんなさい・・・私は心の中で3人に謝った。
ナ「元気出せって。」
ナツが私の肩に手をのせる。
ナ「お前だけの責任じゃねぇ。俺もあいつに助けられたんだ。俺にも、責任はある。」
ハ「おいらもだよ。」
でも・・・
マカ「マヤ、さっき言ったじゃろ。」
・・・そうだった。私が泣いてどうするんだっ!!私はナツとハッピーにVサイン!ナツとハッピーも同じくVサインで返してくれた。
マカ「よし!今夜は宴じゃあーーーーー!!!」
全「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!」
今日の夜も、妖精の尻尾は、お祭り騒ぎです。
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