第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第53話:名前を間違えるのは失礼な事だと思う……
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封じるアイテムです。使用されたらバギクロスは勿論、ベホマも使えなくなるので気を付けて下さいね」
そ、そんなアイテムが存在するのか!? ……にしては、ウルフさんが落ち着き払ってるのが気になるなぁ。
「ふははははは! 流石このアイテムに苦しめられた小僧だ! 恐ろしさを身に染みて憶えてる様だな!」
そう高らかに笑いながら、タマキ○は静寂の玉を使用した。
タマが玉を使用した!! もうイイや名前なんて!
「……それが……何だっての?」
「どうやら愚かなキサマには解らない様だな……余はこの場の魔法を封じたのだ! もうキサマに、先程の様な強烈な魔法を唱える事は出来ない……余の攻撃を受けて、傷付いた身体を癒す魔法も唱える事が出来ないのだ!!」
してやったり的に大笑いするタ○キン……
そんな奴を見て呆れ顔で指を差し、ウルフさんに目で問いかけるリュカさん。
問われたウルフさんも、両肩を竦め呆れている。
何でこんなに落ち着いてるんだろうか? 魔法が使えないのはウルフさんにとって一大事なはずなのに……
「はぁ……ほら!」
大笑いを続ける○マキンに向かい、左腕から外した黄金の腕輪を差し出すリュカさん……
やはり魔法を封じられて、危険を察知したのか? 何もせずに降伏を受諾しようとしている……
「ほう……素直で良い事だ!」
くっ……例え魔法を封じられてても、俺は剣術の方が得意なんだ……最後まで諦める事なく全力を尽くす……あれ?
そう言えば、リュカさんって俺よりも剣術能力が上だったよなぁ……
それに今は仲間も沢山居るし……
ライアンさんという、どう見ても剣術メインな仲間も増えたし……
あれ?
シンSIDE END
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