A’s編
いつもみたいな変な顔
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動します!>
俺は急いで治癒能力を発動して、二人の回復に専念する。
すると傷はすぐに治ったが、リンカーコアを掴まれていたところを見ると、魔力を奪われた可能性があるため、フェイトに一応魔力は大丈夫か、と聞く、
「えっと・・・うん、陽龍の考えのとおり、魔力も奪われてるみたい」
「わかった。二人の回復が終わったら俺の魔力を分けておく」
俺はそう言ってより一層二人の回復に力を入れる。
「でも陽龍、二人を回復するのはいいけど、君の魔力と体力の消費も激しいんじゃないかい?」
「心配してくれてありがとうな、ユーノ。でも大丈夫。伊達に誕生日っからランニング欠かしたことないからな。体力には自身がある」
「そういうことを言ってるんじゃなくって・・・!」
「わかってる。大丈夫だから」
「陽龍・・・」
ユーノはオレの言葉に押され、そのまま黙ってしまう。
すると、美愛がうぅ、と小さくうなったのが聞こえた。
「美愛!大丈夫か!?」
「お・・・にぃ・・・?それに、フェイト、ユーノも・・・うん、私は大丈夫だよ。それ・・・より、魔力の消費が激しかったなのはを・・・」
「バカが。オレをなめんじゃねーよ。二人いっぺんに回復しても問題なんかねーから、安心して眠ってくれ」
「ん・・・おにぃ・・・も、気をつけて・・・ね」
美愛はそういうなり、さっきまでの辛そうな顔でなく、安心したような顔で眠る。
オレはそのまま地面で眠らせるのも可愛そうだし、フェイトが何げになのはを膝枕しているのを見て、同じようにしてあげる。
「・・・クロノ、聞こえているよな?」
『ああ。聞こえている。そして大体の要件も検討がついている』
オレが言うと、クロノがモニターを開いて言った。
モニターの後ろには、心配そうな顔をしたリンディさんの顔も見えた。
「わかってるのなら話が速い。敵の正体、わかるか?」
『・・・ああ。それについて話すこともあるが、先になのはと美愛のほうが心配だ。全員アースラに移ってくれ』
「わかった」
そしてクロノとの連絡を終え、オレは改めてフェイトたちの方を向く。
「あ、あう・・・陽龍・・・?」
「どうかしたか、フェイト?」
フェイトが顔を引きつらせてオレを見る。
「み、美愛が心配なのはわかるから、ちょっと、その顔はやめてくれない・・・かな?ちょっと・・・っていうか、かなりすごいことになってるよ?」
あれ?そんな怖い顔してたかな?
オレは顔をバシッと叩いて心を切り替える。
「〜〜予想外に痛かった・・・」
「ふふっ。やっぱ陽龍はそうやってちょっと抜けてる方がらしいよ」
フェイト、それは褒めてるのか?
「うんうん!フェイトの言うとおり、陽龍はそんなこっわい顔してないで
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