第96話 マヤの涙
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涙は、私たちが初めて見る、マヤの涙だった。
ウェ「燃え盛る飛行船、泣き叫ぶマヤさん・・・」
ト「シャルルさん、これって・・・」
シャ「私が見たのと同じね・・・」
シャルルは予知して知っていたのね・・・マヤは声を上げて泣き、ナツとハッピーは、マヤの肩に手を置いて、涙を堪えているように見えた。エルザとショールとグレイは、飛行船から顔を背けていた。ユモは両手で顔を覆い、ウェンディとトーヤは大泣きして、2人の肩をシャルルが優しく撫でていた。私の肩に優しく手がのせられた。リョウの手だった。リョウは私の方は向かずに、黙って頷いた。私はそれを見ると、一気に涙があふれ出てきた。フレイの死と同時に、妖精と天使の戦いも幕を閉じた。
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