暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第96話 マヤの涙
[1/7]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
俺は今も腹を抱えて笑っているヤマトに腹が立っていた。

ヤ「お前に俺を倒す事が出来るのか?火竜(サラマンダー)。」

ナ「俺は、ぜってぇにお前を許さねぇっ!!マヤや俺たちの仲間を散々傷つけて、変なやつ(フェアリー)たちも思うままに弄んで、フレイを、殺した・・・!お前は!どれだけの者を傷つければ気が済むんだよっ!!火竜の・・・鉤爪ッ!!」

ヤ「逆光!」

ヤマトの顔面を蹴ろうとしたが、強い光のせいで思わず目をつぶっちまった。

ナ「眩しい!おふっ!」

俺が目をつぶっている間に、ヤマトは俺の腹部に拳をお見舞いする。

ヤ「こんな光で目を閉じるなよ。勝負はこれからだぞ!赤外線!」

ヤマトの手から炎のような赤い光線が放つ。ってあれ?赤外線って、目に見えないんだよな?俺は見えてるぞっ!!その赤い光に運悪く当たった。

ナ「あっちーーーーーーーーーーっ!!!」

皮膚が、焼けたみてぇだ・・・俺の腕は赤くなってる。あんにゃろぉ〜・・・!!俺は腰をかがめて、頬を膨らませると、

ナ「火竜の・・・咆哮ッ!!」

ヤ「銀光線!(シルバービーム)」

俺の息(ブレス)を光で防いだぁっ!?

ヤ「銀光線は、相手のどんな攻撃でも防ぐ事ができる。」

ナ「ずりぃぞごらぁっ!!」

ヤ「勝負にずるも正気も関係ない!爆発の光線!(イクスプロウドビーム)」

今度はヤマトの手からオレンジの光線が放つ。あれに当たったら、きっと爆発するな。俺はそう予測し、その光線をかわした。へっへー。こんなのへなちょこじゃねぇか。

ヤ「俺の魔法は手からしか出せないと思ったか?」

ナ「なにぃ!?ぐわぁぁぁ!!」

気づいた時にはすでに遅かった。俺の足元にはオレンジ色の魔法陣が浮かび上がっていて、かわすひまも無く、俺はその光線に当たった。

ヤ「この光線は、その名のとおり、当たると爆発する光線だ。爆発の威力は、普通の爆弾の100倍だ。」

ヤマトの下らねぇ説明を耳にしながら、俺はよろよろと立ち上がる。口から血が出る。

ヤ「無理はしねぇ方がいいぜ。お前はまだ若いんだからな。見てみろ、青猫も心配そうに見てるぞ。」

俺は肩で息をしながら、ゆっくり後ろに首を回すと、気を失っているマヤと一緒にいたハッピーが目に涙を浮かべて、

ハ「ナツ・・・」

小さく呟いた。

ナ「はぁ、はぁ、悪いなハッピー・・・俺は、こいつを倒さねぇと、気が済まねぇんだ。はぁ、はぁ、はぁ、マヤや、フレイや、変なやつたちの・・・仇を討つんだっ!!!」

大粒の涙をこぼしながら、ゆっくり頷くハッピーを見た俺は、両手に炎を纏うと、

ナ「火竜の・・・翼撃ッ!!」

ヤ「銀光線!」

また防がれたぁっ!!

ヤ「拘束の光
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ