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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0344話
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 その質問に答えたのは美砂だった。

「エヴァちゃんの家から帰って、大浴場に行ったらあのスライム達に襲われて一網打尽って感じね。最初は私と円は狙われてなかったんだけど、朝倉達を庇おうとしたら纏めて……」
「なるほど。つまりは敵の狙いはネギだった訳か」
「それと、アスナの魔法無効化の調査がどうこうっても言ってたわね」
「大体分かった」

 言葉は悪いが、ネギの巻き添えと言った所か。……まぁ、円と美砂に関しては自分から巻き込まれていったような形だが。俺が頷いたのを見たエヴァが口を開く。

「それで、次はこっちの質問だ。あの時の苦しみようは何だったんだ? てっきり闇の魔法が暴走したのかと思ったが、それも違うようだったしな」
「詳しくは分からないが、恐らくはあのヘルマンとかいうのを吸収した影響だろうな」
「……そう言えばリョウメンスクナノカミの時も同じように苦しんでいたが、その吸収というのは苦痛を伴うものなのか? お前の記憶の中ではそうでもなかったような感じだが」
「今回と前回が偶々、といった感じだな」
「吸収? それってあいつをどうにかした奴なん?」
「まぁ、そんな所だ」

 小太郎の呟きが聞こえたから質問に答えてやったのに、何故かビクゥッとする小太郎。……修学旅行の時の薬が効きすぎたか?
 そんな風に思っていると、神楽坂がテーブルをバシンと叩いて強い視線を向けてくる。

「それよりも! ちょっとあれはやりすぎだったんじゃないの? 何も殺さなくてもよかったと思うんだけど」
「そうだよ。僕もアスナさんと同じようにアクセル君のやり方は間違っていると思う」
「今までにも何度か言ったと思うが、俺は別に平和主義者という訳じゃない。敵意を持ってこっちと敵対した相手に寛容になれる程の甘さを持ってる訳でもないし、な。それは俺の記憶を体験したお前等も分かっているだろう?」
「それは! でも、別にあのヘルマンって悪魔の人だって殺さなくても良かったのに……」
「……あのヘルマンが正体を現した途端暴走したネギからそういう言葉が出るとは思わなかったな」
「っ!?」

 思わぬ指摘だったのか、息を詰まらせるネギ。
 その様子を見ながら思わず溜息を吐く。

「そもそも、だ。俺に奴等を殺させたくなかったと言うんなら、俺が到着する前にあの騒動を収拾させていれば良かったんじゃないのか?」

 ……まぁ、あの時は自分でも不思議な程に激高していたからそれはそれでどうなったか分からないがな。

「そ、それは……」
「ちょっと待てや! 確かにあの時は俺とネギが押されてたのは事実や。けど、それでもまだ勝負の途中やった所に乱入してきたのはあんたやで」
「まぁ、それは認めよう。だがそれも含めて俺が乱入するまでに……」
「ええい、もう
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