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尾行者
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た。それで許してくれるなら。で、この世界に鍋はあるのか?」

「……」

 そしてその少女は何も言わずに自分の横を通り過ぎて行った。その光景を唖然としながら見続ける。そして道を出たあたりで少女はこちらを向いてからもう一回言った。

「来る」

「……わかった、着いて行けばいいんだろ」

 溜め息を吐いてから少女が奪い取ってから落とさせた銃を拾うとその少女の後に着いて行った。
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