10章
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りがとう」
そういって闇桐は去って行った
アリナ「フフッ優しいんだねぇ」
いつの間にかアリナが近くに忍び寄ってきていた
闇桐「いつからそこに…?」
簡単な質問をする、警戒は一切解かない
アリナ「そんなに警戒しないでよ〜、それにしてもアンタはお人好しね」
闇桐「関係ないだろ」
アリナ「でもね、そのせいであなたは後悔することになるわ」
闇桐「何……」
アリナ「おもしろいこと教えてあげよっか」
アリナ「魔法少女の皆さぁ」
闇桐「マミさんや杏子達か?」
アリナ「うん、それでね」
アリナ「皆、全部の事実を知っちゃったよ?」
闇桐「……まさか!?」
アリナ「ご察しの通りだよ」
闇桐「不味いな……クソッ」タッタッタ
どこかへと走って行った
アリナ「私もお人好しだなぁ…」
走っていく闇桐の背中を遠い目で見つめていた
━━━橋
杏子「アタシらゾンビに…」
シュルルッとリボンが皆を拘束する
さやか「マミさん!?」
マミ「魔法少女が魔女になるなら皆死ぬしかないじゃない!!」ヂャキッ
ほむら「不味い…このままじゃ!?」
タァンと音が鳴る、誰かが撃たれてしまった
闇桐「流石に痛いな」
そこにはさやかを庇って銃弾を右腕に喰らっている闇桐がいた
マミ「え……」
闇桐「お前ら、自分がゾンビだからってこんな集団自殺したいのか?」
闇桐「特にマミ。お前何してるんだよ」
初めてだった、ここまで闇桐がキレているなんて
闇桐「魂の場所が変わって、ゾンビにされて、それで死ぬとでもいいたいのか?」
闇桐「ふざけるな!!!」
怒鳴り、全員が硬直する
闇桐「それがどうした?生きたくても生きれない人だって何千人といるんだぞ?」
闇桐「ゾンビになったって生きたい人はいるんだぞ?」
闇桐「最終的には魔女になるかもしれん、だがそれは今すぐなるのわけではないだろう?」
闇桐「なら必死に足掻いて、足掻いて生き続けるしかないんだよ」
闇桐「んでマミ。拘束を解除してやれよ」
マミ「は、はい」
ビビりまくりながら拘束を解除する
杏子「アンタ……結構キツいこと言うんだな」
闇桐「事実だよ。俺はお前らに生きてほしいんだよ」
闇桐「大切な人たちを失うのはもう嫌なんだよ」
さやか「………」
ほむら「(私は知ってるんだけれど……)」
さやか「て、てか、右腕から血!血が流れてる!」
闇桐「そういえば痛いな」
マミ「ご、ごめんなさい!!」
急いで駆け寄り、闇桐に対し過保護並みに腕の治癒をする
闇桐「別に怒って
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