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雷刀の導き
10章
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まさかあの約束のせいであそこまであの男と仲良くなるなんて、ほむらは予測さえも出来なかった




━━ほむら 回想

学校が終わり放課後帰る準備をしているときだった

闇桐「よぉ」

あの闇桐とかいう男が喋りかけてくる

ほむら「何かしら?」

私は素っ気なく返した

闇桐「おいおい、あの時の約束忘れたわけじゃなかろうな?」

ほむら「…‥あ」

完璧に忘れていた、そういえば何か約束していたような気がする

ほむら「確か私の事を教えろとか言ってたわね」

記憶を辿りなんとか思い出せた

闇桐「うむ、今日俺暇だし話を聞かせてもらおうと思ってな」

ほむら「…‥‥」

私は悩んだ、コイツに教えるべきか、否か

今このまま良い方向に進めば、ワルプルギスの夜を撃退できる確率が上がる

その為にコイツは必要だった、戦力にもなりそうだし

ほむら「わかったわ」

仕方なく私は承諾した


━━ほむら自宅

ほむら「何もないけれど上がっていいわよ」

闇桐「おう、気遣いありがとよ」

奥へと進み、闇桐に座るよう催促する

ほむら「それで?私に聞きたいこととは何?」

闇桐「そうだなぁ……」

考え込み始めた、「うーん」とか「ぐむむ」とか色々言葉に漏らしてる

闇桐「…よし、これだ」

ほむら「早く言ってちょうだい」

私は早く終わらせたかったから、この男に早く言うように催促する

闇桐「お前は何者だ?」

ほむら「…魔法少女よ」

なぜかゾクッとした、私の全てを見透かしていそうなあの冷やかな目のせいだろうか

闇桐「ほぉ……じゃあ」

   、、、、、、、、、、、、、、、
闇桐「鹿目まどかがそれほど大事なのか?」


ほむら「っ!?」

いきなり確信に迫られる、コイツはいったい何者…

ほむら「なぜそう思うの?」

とりあえず疑問で返す

闇桐「お前が露骨すぎるからな」

ほむら「?」

闇桐「あの子に対してだけ執着心が凄いからな、あの子ばっか見てるし、喋りかけるし」

迂闊だったわ、まさかそんなところまで見られているなんて

ほむら「(こいつを始末するべきかしら……)」

そこまで考える、邪魔をされては困るからだ

闇桐「まぁいいんだけどさ、それで聞くけど」

闇桐「お前は魔法少女について何を知っているんだ?」

ほむら「なぜ…それを聞きたいの?」

闇桐「お前なら全てを知ってそうだから」

闇桐がここまで勘が鋭いとは思ってもいなかった

ほむら「……わかったわ、私の知っていることは全て教えるわ」

こいつにこれ以上隠し通すことは無理だと感じ、隠しても
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