第二話 〜少年達〜
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「なぁ、ここはどこなんだ?」
「さあ?」
「俺たちはどうしてここにいるんだ?」
「俺もそれを知りたいよ。」
何もない、まっすぐな道。
そこで俺等は出会った。
ここはどこなのか?
どうしてここにいるのか?
それから、どれだけ歩いても喉も乾かず腹も減らない。
不気味といえばそれまでのこの現状を、俺の前を歩くこいつ…もとい祐樹は簡単に受け入れた。
いわくーーー……考えても仕方ないだろ?≠ナある。
「はぁ…」
本日何度目かのため息をついて、勇気の背中を追いかけた。
そのまま会話もなく、進んで行く。
その時、だった。
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