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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
昼食
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笑しくは無いだろ?」
そう言って再びエメラルドワインを飲む一夏。そのワインが入っているビンは大きく一升瓶より2、3回りも大きい。がそれよりも3人が気になるのは一夏の弁当だった。この世界ではどれもこれもIGONEOの上級幹部でしか口に出来ない高級食材。一度は食べてみたいと思うものばかり。
「お前ら食ってみるか?」
「「「いいの!!?」」」
「ああいいぞ」
3人は瞬時に一夏の弁当に手を伸ばした。鈴はフライアダックの唐揚げ、セシリアはオゾン草のおひたし、シャルルは王甘ウニを手にとって口に運んだ
「「「おいひ〜!!」」」
「この唐揚げなんなの!?噛んだ瞬間にあっさりとしてるけどまるで高級和牛のような脂が乗ってる!でも甘みもある!美味し過ぎ〜!!」
「このおひたしも美味し過ぎですわ!?まるでフルーツのような甘さに塩気が効いてきて・・・まるで天にも登れるような爽快感・・・」
「!!!?このウニなんなの!?とんでもない甘さだよ!?この世のものとは思えない甘さ・・・強い甘さの中に上品で優しい味・・・まるで天国に居るような幸福感・・・」
3人はそれぞれ口にした食材のお陰で天国に居るような感覚に陥っていた。一夏はセシリアの食べたオゾン草のおひたしを口にした。柔らかくも強い触感、軽く噛むと強く跳ね返されてしまう。強く噛むと複雑に絡み合った繊維が少しずつ解けるような音と共に感覚が顎に伝わってとても心地いい。大人のオクトパソースから採った熟成された醤油の塩分と程よくマッチして深い味わいと深い爽快感が広がっていく。
「(うん、調理は良い具合に成功してたか。セシリアが普通に食えてるのが良い証拠だな・・・)」
そう、オゾン草は調理するのに特殊な工程や技術がいる特殊調理食材でもあり、特殊な工程や技術が必要となる特殊賞味食材でもあるのだ。オゾン草の食べ方は2箇所を同時に食べる事。失敗すれば即座に腐ってしまう。そのため通常は2人でしか食べられないが、オゾン草が気付かないほどのスピードでほぼ同時に2回齧る事が出来れば1人でも実食する事が出来る。
が、一夏はこのオゾン草に特殊な調理を施した為に普通に食してもオゾン草は腐る事はなくなっている。もしもこの技術がグルメ時代で披露すれば一夏の料理人ランキングの順位は上がっている事だろう。
因みのこの世界でも世界料理人ランキングは存在している、世界中の料理人はこのランキングに名が載る事を目標にして日々料理に励んでいる。一夏や優奈、龍人も勿論ランクインしている。1位は優奈、2位が龍人、3位が一夏となっている。
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