幕間
Trick-04_初めては信乃からやって欲しい
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がら、その予言は当らずとも遠からずの結果になる。(貧にゅ○の意味で)
「でもお昼ご飯ぐらいの代金は・・・」
「はいはい、子供が大人に遠慮するもんじゃないわよ。
あら、お金が少し足りないかもね。少し銀行によるわよ」
「ほんと、鈴姉って人の話聞かないよな」
「そう? 私の話はよく聞いてくれるよ♪」「ママは美琴の話、聞いてくれるよ」
「俺限定で無視なのか?」
「アハハハハ!」
鈴姉の笑い声が響く車で、銀行へと向かった。
俺は反抗を諦め、子供2人で大人しく鈴姉が戻ってくるのを銀行内の待合ベンチで
待っていた。
なぜ2人かって? 美雪はお花を摘みに行ってるからだよ。
「おっ待たせ! さあ、おいしいフレンチを食べに行くぞ!」
フレンチってフランス料理だっけ?・・お金を卸すほど高級なのかな・・・ちょっと不安。
「もう少し待って。美雪がもう少しで戻ってくるから」
パンッ! パンッ!!
なんだ急に!? 爆竹?
「てめぇら、動くんじゃねぇぞ! 死にたくなかったら大人しくしろ!!!」
「「「「「「きゃーーーー!(うわぁぁぁぁ!!!)」」」」」」
強盗。覆面の4人組がそれぞれ拳銃を持って銀行に入口に立っていた。
そのうちの一人が上に銃を向けている。さっきの銃声はこいつらか。
どうしようか。とりあえず大人しくしとくか。
鈴姉も琴ちゃんも恐怖で動けないみたいだし。
俺がなんで落ち着いてるかって?
前世のとんでもないもの(A・Tでの高次元バトル)に比べたら、少しだけ普通だよ。
まあ、恐いことには変わりない。正直ビビってるし、ヘタなことして死にたくない。
ここは強盗が無事に成功して帰って行くのを待とう。
「き、きゃーーーー!!」
!! この声って美雪!? トイレから出てきたとこに丁度犯人を見ちゃったのか!?
「うるさいガキだな! ん? なんだこいつ、かわいいじゃねぇか・・・」
「おいバカ! そんな場合じゃねぇだろ!!」
「いいじゃねぇか。ガキのくせにいいぜ? 少し遊んだ後、AV女優で売れば金になる。
ロリ企画、俺だいすきなんだよね。あと、人質を取ったら逃げやすいだろ」
「欲望丸出しにしてないでとにかく金だ! 人質ってんならおまえが面倒見ろよ!
おい銀行員! この袋に金を」
直立の脚から力を抜く。脱力による体の自由落下。その速度を前方へと向けて急加速。
その勢いのまま膝で1人目を金的。何かつぶれた感触。
2人目の顎を打ち上げる。そのまま走って3人目を顔面にとび蹴りに向かう。
銃がこっちに向いた?
関係ねぇ! そんな殺気のない動きでビビるわけねぇーーーんだよゴミ屑!!!
「がはぁ!!
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