暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
幕間
Trick-04_初めては信乃からやって欲しい
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、鈴姉から美雪に聞いてきた。
うわぁ・・・シルエットで分かるほど今密着してるのか? 見るのが怖い。

「え? ちゃんと着てますよ♪」

「・・上の方は?」

「ブラジャーですか? 小学生には早いですよ♪」

それを聞いて鈴姉が驚いたような呆れた様な顔をしている。

そして俺の方を見た。うん。説明を求められているのか、もしくは俺に原因があると
思ってるんだろうな。

「美雪の着けないポリシーでもなし、
 俺の趣味思考でそうしているわけでも、させているわけでもないよ。

 ただ、美雪は薬剤学というか医学を学んでいて、同年代の友達も
 あまり作らないから、そういった部分(性的な恥じらい)が抜けているんだよ。
 特に俺相手に羞恥心をあまり持たないから、俺が言っても無駄」

前に一度、「下着を買ったら?」的なことを遠まわしで言ったけど、
今と同じ「まだ早いよ♪ 私小学生だよ♪」と失敗した。

「よし! 明日のショッピングで買いに行くわよ! 初ブラジャー!!」

子供とはいえ、男の前で堂々とそういうことを言わないでください。

「え〜♪ 私は子供だよ♪ それにこれぐらいの大きさでは必要ないでしょ♪」

「何言ってるの! 女の子だったら胸の大きさに関わらず将来着けることになるのよ!
 それに雪ちゃんはすでにBカップもあるじゃない! その程度って言ったら
 日本の女性の半分を敵に回すわよ!」

「「そうなの?」」

ってなんで俺に向かって聞くの!? しかも琴ちゃんも一緒に!

「マジでお願いします鈴姉。こいつに一般女性の常識を教えてあげてください」

「まかせなさい!」

「別にそんな事なくてもいいのに♪」

「雪ちゃん、ちょっとこっちに来て」

鈴姉の手招きで美雪を呼ぶ。俺から聞こえない位置でヒソヒソ話を始めた。

しばらくして、美雪の顔が赤くなり、そして俺の方を見た。

「///////・・・ん、そっか、信乃もそっちの方が好きだったりするのか・・・」

「ちょい待て! 鈴姉! 何言ったの!」

「いや〜、一般女性が持っている知識をちょっと教えたのよ」

あなたのお願いしたのは間違いだったかもしれない・・・・

その日はうなだれたままの気分で眠ることになった。




次の日は、手始めに百貨店に行った。

昨日の話をしたプラジャーと、あとは地域限定のお土産がそろっているということで
まずはここに来た。

鈴姉と美雪、ついでに琴ちゃんに引っ張られて、あやうくランジェリーコーナーに
入れられるところだった。
(琴ちゃんはただ単純に一緒に遊びたかっただけで、2人のように悪戯心はない)

俺は向かい側のスポーツ用品コーナーで時間を潰してい
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