暁 〜小説投稿サイト〜
とある碧空の暴風族(ストームライダー)
幕間
Trick-04_初めては信乃からやって欲しい
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で、もちろん美雪ちゃんも。美鈴って良い名前でしょ?

 美琴も同じ“美”の字を使ってるし、気に入ってるのよ。
 そういえば美雪ちゃんも“美”があるわね」

「そうですね♪ 美鈴さんと美琴ちゃんと私、名前が似てるから姉妹みたいだね♪」

「うん! 美雪おねーちゃんも本当のおねーちゃんみたいで好き!」

「いいわね! 御坂三姉妹!! しかも全員が美女美少女美幼女!」

「一人の男として3人とも美人だとは認めますけど、自分で言うのはどうだろ?」

「そこシャラップ!」

「あはは・・・・・」

もう苦笑いするしかない。本日何度目の苦笑いかな?

「それじゃ、美鈴さんのこと、鈴姉ちゃんって呼んでいい?」

「いいわよ美雪ちゃん! 信乃もそう呼んで!」

「なんか少し恥ずかしいな」

「ならフランクに“鈴姉”(すずねえ)とかでもいいわよ。

 もしくは鈴姉様、美鈴お姉様、お姉様も可! もしくは「それじゃあ鈴姉で」
 そこを即決!?」

「じゃーわたしはわたしは?」

「美鈴さんが鈴姉ちゃんなら、琴ちゃん♪ ん♪ 私も『雪』って呼んで♪」

「うん、雪ちゃんよろしく!」「雪ねーちゃん!」

なんか3人を見ていると和むな〜。

「本当の家族みたいで微笑ましいな」

「もしかして3姉妹には入れなくていじけてるの信乃?」

「いや、そんなつもりはないよ。本当に微笑ましいって思ってるだけだから」

「そう?」

「大丈夫ですよ♪ 姉妹じゃなくても、私と結婚したら鈴姉ちゃんの義弟になるから♪」

「それいろいろ間違っているけどツッコミは入れないぞ」

「ふふふ、2人も微笑ましいじゃない。

 あら? もうこんな時間。明日は教授に一度電話したら
 自由行動でよかったのよね? どこか行きたいところある?」

食事中の雑談の中で、小旅行中の4日間は鈴姉にお世話になることになった。
もちろん美雪はノリノリで、俺に拒否権はなかった。

「特に決まっていないけれど、せっかくだからショッピングに行きたい♪
 可愛いものが欲しい♪ もちろん信乃も一緒に♪」

と言いながら美雪が腕に抱きついてきた。

「うわ! 急に抱きつくな! 一応年頃の女の子だろ!?」

「ん? 信乃照れてる?」

「し、知るか!」

正直に言えば照れてる。だって、美雪の胸が俺の腕にあたってたんだよ!
小学生にしては大きい胸。だけども形を整える衣類は無く、上着1枚越しに柔らかく変形する。

簡単に言っちゃえばブラ着けていないです美雪さん!
直接当たれば男だったら誰だって照れるよ恥ずかしいよ!

「・・・・雪ちゃん、下着って着てないの?」

シャツのシルエットから予想できたのか
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