幕間
Trick-04_初めては信乃からやって欲しい
[4/17]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ーと」
「学園都市じゃないぞ。信乃くん個人がすごいんだからな」
「アハハ・・・」
もう呆れて笑うしかできないよ俺。
「ふふふ、こんな面白い子が学園都市にいるなら、うちの子も楽しみね」
「御坂さん、美琴ちゃんは学園都市に来るんですか?」
「ええ、次の学期でね」
「信乃にーちゃん! 美雪おねーちゃん! 学園都市ってどんなところ!?
教えて教えて!!」
って、いきなりしがみついてきた! びっくりした〜。
「あはは、この子、学園都市に行くの楽しみにしてるのよ」
「ん♪ 信乃、今日の予定はもうないでしょ?
一度ホテルに戻って着替えてきたら少しお話ができるかな?」
「大丈夫ですか教授?」
「大丈夫だぞ。ゆっくりと3泊した後に帰る、小旅行で来たからの。
1日1回の連絡さえくれれば、どこに行ってもかまわん」
「ありがとうございます」
「ねえ、どうせなら私達の家に泊らない?」
「え? 御坂さんの家にですか?」
「美琴ちゃんも話を聞きたがっているわ。 ね?」
「うん! お泊りしようよ信乃にーちゃん! 美雪おねーちゃん!」
「ですがホテルが「私がキャンセルしておこう」 教授!?」
「さあ! レッツゴー!!」「ごー!」「ゴー♪♪」
「ちょっと!?」
俺は襟首を捕まえられて有無言わさず引きずられていった。ドナドナド〜ナ(略
ってことで御坂さんの家。
「さぁ! 遠慮せずに食べてね!!」
「「「いただきま〜す(♪)(!)」」」
夕食を食べながら、学園都市でどんな事をしているのかを美雪と2人で話していった。
美琴ちゃんも興味津々だったし、御坂さんも自分の子供を預ける場所だから
知っておきたかったようだ。
「うん。テレビや雑誌の情報よりも、やっぱり学生に聞いた方がどういう所なのか
よくわかるわ」
「いくのが楽しみ!」
今は食後のお茶を飲みながら話の続きをしている。
「お役に立てたのなら何よりです」
「ねぇ、信乃くん。敬語やめない? 君はまだ小学生みたいだし、そんなに気を
使わなくていいのよ?」
「そうですか? それならいつもどおりに話すね。でも、たまに敬語っぽくなっても
気にしないで。周りに大人が多いから、ある意味それが自然なしゃべり方だから。
御坂さんも“君”を付けなくていいよ。御坂さんみたいに美人に言われると
なんだかむずむずするし」
美人、というのは嘘じゃないけど、フランクな雰囲気の御坂さんには
君付けで呼ばれるのが少し嫌な気がした。
「若い人なんてお世辞言ってもデザートしか出ないわよ〜。でも、わかったわ。
わたしも下の名前で呼ん
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ