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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
灯台下暗しからの家族円満!?
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き……
「やべっ……」
若返っていた……
「!体のだるさがない……本当に治ったの!?」
「あー…治ったには治ったんだがな…込める魔力間違えてさ……」
「…何かしら?」
ユウジは鏡を取り出し
「若返っちゃった☆」
「あら、本当ね…お礼は言うわ、だからそれを渡して頂戴」
「だが断る、俺はあんたの願いを叶える…内容は知っているがあんたの口から聞きたい
願いを言え、叶えてやる」
「無理よ、私はアルハザードに行くの」
「…はあ、…問題、アルハザードはどこにあるでしょう?」
「…次元の狭間よ」
「正解、ではそこはどんなところでしょう?」
「あらゆる技術がある場所、死者蘇生の技術さえも」
「不正解「何ですって!?」アルハザードが研究機関だらけだって考えてるみたいだが実際は違う
草原なんだよ、とても綺麗で広大な」
「………まるで見てきたかのような言い方ね…」
「そりゃそうだ…しかも技術があるではなく、いると言うことだな」
「どういう意味かしら?」
「分からないか?俺はその草原の元主で、あんたの言う技術そのものなんだよ」
「!?」
「もう一度言う、願いを言え、叶えてやる」
「……………………て」
「もう一度」
「娘を生き返らせて!」
「承った、では案内するといい」
「こっちよ……」
ついた場所は研究室、その奥にはポットに入った小さな少女、この子がアリシアだな
「ではポッドから出してくれ、服着せろよ?」
「見ないで頂戴……変態」
「ぐぼあ!!痛恨のダメージだぞ……明らかに誤解だろうが!」
「さあ、早くして頂戴」
「まさかのスルー!?何?いじめ!?」
「………………」
「分かったよ……あーいかん…」
「どうしたの?まさかいまさら出来ないとか言わないでしょうね?」
「いやな?方法有りすぎでどうしようかと…」
「何でも良いから早くして」
「へいへい……んじゃぁ、かの者を死の淵より呼び戻せ……レイズデッド!」
アリシアを光が包み胸辺りに吸い込まれていく、暫くすると…
「う〜ん……どこ……?」
「アリ……アリシア!!」
「わっ、お母さん、痛いよ?」
「ごめんなさい、本当に……ごめんなさい……」
「???」
「暫くそうしてると良い…俺はあの二人を呼んでくる」
「…分かったわ」
「心配しなくて良い、俺が受けた願いの内容は『家族の溝を総てうめる』だ…その原因である一つを終わらせたんだ
残り二つだが…一つはあんたの仕事だぜ?アドバイスとしては…そうだな、
母として接しろ…かな?」
「母として……」
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