第2局
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えちゃうほうがいいよ。」
そう言って、またあかりは涙ぐんだ。涙ぐむあかりを、ヒカルは横からぎゅっと抱きしめた。
「そうだよな。いくら考えても仕方ないよな。まずは会わないと何も始まらないか。ありがと、あかり。オレ、佐為に会いに行くよ。そして、全部佐為に話して、佐為と一緒にどうするか考えてみるよ。」
突然抱きしめられて、びっくりするあかり。でも、ヒカルの元気な声がうれしくて、だけど、泣き顔ときっと真っ赤になっているのも恥ずかしくて、ただ固まってしまった。
「よし、じいちゃん家にいくぞ。」
そう言ってヒカルは立ち上がった。
「ほら、あかりも。」
そう言って差し出された手を、あかりは掴んだ。
何か新しいことが始まるんだと、あかりはドキドキしていた。
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