−蘇った男、サンダー−
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いた自分のモンスターと、 選択した相手モンスターで戦闘を行いダメージ計算を行う!」
…相変わらず、分かり難いテキストだな。
明日香が初見で使い方が分からなかったのも頷ける。
「つまり、まずはスピード・ウォリアーに装備されている進化する人類をアームド・ドラゴンLV7に装備する!」
スピード・ウォリアーの周りにあった進化する力が、アームド・ドラゴンLV7へと移る。
「そして、スピード・ウォリアーとアームド・ドラゴンLV7でバトルを行う!」
「血迷ったか黒崎遊矢!アームド・ドラゴンLV7!スピード・ウォリアーと黒崎遊矢にトドメをさせ!アームド・ヴァニッシャー!」
アームド・ドラゴンLV7が放った攻撃は…スピード・ウォリアーには効かなかった。
「なに!?何故スピード・ウォリアーが倒せない!」
「装備魔法、進化する人類の効果により、俺のライフが相手のライフより多い場合、装備モンスターの元々の攻撃力は、1000となる!」
アームド・ドラゴンLV7
ATK2800→1000
俺のライフは600。
万丈目のライフは250だ。
「そしてスピード・ウォリアーは、進化する人類が外れたことにより、攻撃力は1800!」
スピード・ウォリアー
ATK2000→1800
「イクイップ・シュートの効果により、スピード・ウォリアーでアームド・ドラゴンLV7に攻撃!ソニック・エッジ!」
「うわああああッ!」
万丈目LP250→0
「え?万丈目さんの方が負けたのか?急いでカットだ!カット!」
テレビ局の方々が急いでカットしていた。
万丈目の兄たちに雇われたのだ、当然だろう。
…カットするのが、少し遅かったようだが。
ま、そんなことより。
「よっしゃああああッ!
楽しいデュエルだったぜ!万丈目!」
ワァァァァァァァ!
と、本校生徒から歓声が上がる。
『サンダーァァァ!』
ノース校の方だ。
こちらは、万丈目の負けを悔しかっているようだ。
…慕われてるな、万丈目。
その万丈目は、膝をついたまま動かなかったが。
「準!」
スーツ姿の男が二人、万丈目に詰め寄っていく。
察するに、彼らが万丈目の兄たちだろう。
「私たちが用意したレアカードを使わないばかりか、あんなデッキに負けおって!」
…あんなデッキ、だと?
「すまない兄さんたち…でも俺は、自分で作ったデッキで勝ちたかったんだ!」
「黙れ!この万丈目一族の恥め!」
「黙るのはあんたらの方だ、万丈目の兄貴たち。」
…しまった。
つい、入ってしまった。
「何だお前は!これは我ら兄弟の問題だ!部外者は引っ込んで
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