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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0342話
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て、話がずれてる! で、結局なんでアクセルはネギと同い年くらいになってるのよ」

 がーっとばかりに叫ぶ神楽坂だったが、そんなのは正直な所俺が一番知りたい。

「正確な原因は不明だな。推測だが、この世界では魔法が存在するからそれが影響しているんじゃないか、とは思うが」
「……外見はともかく、精神年齢20代のいい大人が女子校に通うってのはどうなのよ」
「さてな。その辺に関しては俺じゃなくて学園長に聞いてくれ。実際俺を女子校に放り込むと決めたのも学園長なんだしな」
「あー、お爺ちゃんなら普通にそういう事をやりそうやなぁ」
「こ、このちゃん! 学園長だってそんな……そんな……」

 天然ながら毒舌を吐く近衛に桜咲が慌ててフォローをしようとするが、今までの行状を思い出すとそのフォローも出ないようだった。

「でも、アクセル君が強い理由は分かりましたね。色々と言いたい事や聞きたい事はありますけど……」
「あー。その辺にしておけ。アクセルの記憶に潜っていた影響で時間が余り無い。もうそろそろここを出ないと、またこの中で24時間経たないと出られなくなるぞ」
「え? あ、本当だ。もう明るくなってるし」

 何かを言いたそうなネギの言葉を遮ったエヴァの言葉に、ようやく周囲の様子に気が付いたのか神楽坂を始めとした皆が慌て始める。その様子を見ていた俺の方へと何やら4人で話していたあやか達が近付いて来た。

「アクセル君」
「どうした?」
「私……いえ、私達はあの3人に負けるつもりはありません」
「そうねぇ。あっちが3人だからこっちは4人で対抗してみる?」
「ちょっと、那波さん」
「千鶴、でしょう? 円」
「……うん、千鶴。じゃなくて! 何でこっちも対抗してハーレムを形成する事になってるのよ!」
「でも円、あの3人の恋愛戦闘力を見たでしょ? ……少なくても、私達の中じゃ千鶴しかあの3人に対抗出来そうに無いわ。だからここは皆で力を合わせるって事で」
「力を合わせてハーレムとか、どういう漫画よそれは!」

 あやか達の話を聞きながら、俺の今までの行動を見ても態度を変えない4人に思わず笑みを浮かべる。

「……悪いな」
「何がですか? 私達はアクセル君の従者。それも自ら望んで魔法へと踏み込んだのです。ならそれくらいは当然ではないですか。改めて、これからもよろしくお願いしますね、アクセル君」

 そう言ってあやかが己の唇で俺の唇を塞ぎ、数秒してから離れていく。次に俺の前に立ったのは笑みを浮かべた千鶴。

「うふふ。色々とアクセル君の事を知ったけど、私は別に後悔していないわよ? むしろ私の知らないアクセル君を見れて嬉しいくらい」

 千鶴の唇が俺の唇を塞ぎ、数秒してから離れる。次に俺の前に立ったのは顔を赤くした円。


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