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初めてのジム戦! ジン対ジムリーダーライル!
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ンファイトだ!!」
「ゴルルキャキャキャカ!!!!!」
ゴウカザルはピカを蹴り上げて、一気に腕が何本にも増えているかのような怒涛の攻撃が始まった。その光景にジンには2年前のキラのゴウカザルのインファイトが思い出される。が、
「ゴゥルッ!!!!」
「ゴウカザル!!?」
突如ゴウカザルは動きを止めた。左足を突いて呻いている。先程のでんこうせっかで足を少し痛めたようだ。が、これはチャンスだ。
「ピカッチャンスだ!!新技行くぞ!!」
『うん!!』
「いっけぇぇえええ!!!」
ピカは一旦距離を取ってから電撃を纏ってゴウカザルに突撃した。
「ボルテッカーか!?ゴウカザル!!」
ゴウカザルは上半身だけを上手に使ってパンチをしようとするが、ピカをそれを軽々と避けて腕を踏み台にして大ジャンプする。
「一気に決めろ!!」
『うおぉぉおおおおお!!!』
体中に纏っていた電撃は一気に逆流して尻尾へと流れ出して行き、膨大な電撃で作り上げれた雷の球体が作り出される。エレキボールという技があるが、エレキボールとは大きさがかけ離れていた。
「ボルテックボール!!」
『いっけぇぇえええええええ!!!!』
ボルテックボールがピカの尻尾から放たれてゴウカザルに向かっていく。ゆっくりとだが巨大なボルテックボールはとんでもない威圧感をゴウカザルに与えていた。ゴウカザル何とか受け止めようとしたが。ボルテックボールは突如加速してゴウカザルへと直撃して行った。
「キャァァアァアアアアア!!!!」
「ゴウカザル!!」
ボルテックボールが消えて、ゴウカザルが見えるようになると、ゴウカザルはゆっくりと地面へ倒れこんだ。審判がゴウカザルを確認すると、戦闘不能へとなっていた。
「ゴウカザル戦闘不能!ピカチュウの勝ち!よって勝者、チャレンジャージン!!」
「やったぁぁあああ!!やったぜピカッ!!!」
ジンはピカを抱き上げて喜ぶ。ライルは頭を欠きながらゴウカザルをボールに戻す。
「ご苦労さん相棒・・・いや〜俺の負けだ。俺の勝った証」
そう言ってライルは懐からバッチを取り出してジンに差し出した。トランプのマークのダイヤが三つくっ付いたような形で、色は炎の様なあらぶる真紅だった。
「これが俺に勝利した証、ブレイズバッチだ。受け取ってくれ」
「有難う」
ジンはバッチを受け取って天井から降り注ぐ太陽に翳しながら、喜びを押さえられなくなって
「くぅぅううう!!!ブレイズバッチ!!ゲットで、All right!!」
『オ〜ルライト!!』
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