暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D混沌竜のドラゴンスレイヤー来る!!
第2章 戦闘校舎のフェニックス
第7話 部長のお家騒動
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とが決定している。
 ・・・・・ふ、ふざけるな!部長の、リアス先輩の人生(未来)を勝手にきめるな!!
 俺は心の中で激怒した。

「なあ、リアス。まさか、ここにいる面子がキミの下僕全員なのか?」

「だとしたらどうなの?」

「ははは!これじゃ話にならないんじゃないか?キミの『女王』である『雷の巫女』ぐらいしか俺の可愛い下僕に対抗できそうにないな」

 ライザーが指を鳴らすと部室の魔方陣が光り出した。紋様はライザーが来たとき同様フェニックス魔方陣だ。魔方陣の光から続々と人影が出現していく。
光が治まり、ライザーの周囲を総勢十五名の眷属悪魔らしき者たちが集結した。

「と、まあ、これが俺のかわいい下僕たちだ」

 鎧を纏った者、フードを被る者、色々いるが全員女だった。
 俺はイッセーの方を見たが、あんのじょう涙流して羨ましがっていた。

「お、おい、リアス……。この下僕君、俺を見て大号泣しているんだが」

 ライザーが引きながら訊ねてくる。

「その子の夢がハーレムなのよ。きっと、ライザーの下僕悪魔達を見て感動したんだと思うわ」

 困り顔で部長は溜息と共に額を押さえながら答える。

「きもーい」

「ライザー様、このヒト、気持ち悪ーい」

 ライザーの眷属たちがイッセーを見て心底、気持ち悪そうに顔を顰めていた。その気持ち分からなくもない。たしかに、今のイッセーの顔は気持ち悪いし。

「そう言うな、上流階級の者を羨望の目で見てくるのは下賤な輩の常さ。あいつ等に俺とお前たちが熱々なところを見せつけてやろう」

 そう言ってライザーが眷族の一人と濃厚なディープキスを始めた。
 それを見てイッセーは股間を抑えていた。隣のアーシアは赤面で頭をパンクさせている。
 ライザーはキスを終わると他の眷属の子とまたディープキスをはじめてた。
 二回目のキスを終えたライザーは、嘲笑しながらイッセーを見下す。

「おまえじゃ、こんなこと一生できまい。下級悪魔くん」

「俺が思っていること、そのまま言うな!ちくしょう!ブーステッド・ギア!」

 イッセーは嫉妬心全開で怒り心頭で左腕を天にかざして、叫んだ。
 赤い光を発しながら、イッセーの左腕に神器(セイクリッド・ギア)、『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』が出現する。
 イッセーは指を突きつけて、ライザーに物申した。

「おまえみたいな女ったらしと部長は不釣合いだ!」

「は?おまえ、その女ったらしに憧れているんだろう?」

 痛いところ突かれたな、イッセー。
 俺はそう思った。
 イッセーのライザーに対して色々言うが、その度ライザーに言い負かされる。
 それを見ながら、ライザーの眷属を観察した。
 ・・・・・見た
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