暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
二十九話:氷の館に入ります
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
の取り方から教えてあげよう!



「あしで、ふんばろうとするから、いけないんですよ?すべるのは、しかたないから、さからわないで。からだで、バランスを、とるんです!」
「えっと、こ、こう?」
「そうそう!その、ちょうしです!」

 おっかなびっくり、氷の床を歩く、というか滑るベラの手を取って、優しく導く私。

 その周りをモモがすいすいと、楽しそうに滑ってます。

 ……この子も私の説明を聞いて学習したように、見えるんですけど。
 ベラほど酷くはないとは言え、最初はここまでスムーズでは無かったし。
 どこまで賢いの、この子??

「うえにあがるまえに、すこし、れんしゅうしたほうが、いいですね!ためしに、このへやのたからばこを、めざしてみましょう!」

 宝箱の中身も回収できて、一石二鳥だしね!
 たいした物では無いだろうけど、まあ、ついでですよ!

「そうね!このままじゃ、まともに戦えないもんね!よーし、頑張るわよ!」

 ベラともあろう者が宝箱の件にも突っ込まず、練習に夢中です。
 まあ、人家と洞窟で散々見てきたし、ここは悪の巣窟だし。今さらか。



 元々動くのは得意なだけあって、落ち着いて、慣れてしまえば、ベラもあっという間に上達し。
 すぐに宝箱にたどり着いて、戦闘に支障が無い程度には動けるようになったのを確認して、上階に戻ります。

「ちょっと時間がかかっちゃったけど、ようやく進めるわね!よーし、今度こそ!行くわよ!」

 ベラが、燃えてますが。

「はい!いきましょう!」

 当然、私も燃えてます!
 ベラを痛い目に遭わせ、ポワン様に心労をかけた落とし前を!
 確実に、付けてやる!

「ニャー!!」

 モモも負けじと、声を張ります。

 うん、頑張ろうね!
 悪い子には、お仕置きだよね!!
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ