第5章:導かれし者達…トラブルを抱える
第52話:想い
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
グレオ王です!」
禍々しい殺気で押しつぶされそうなのだが、マリーの父上……リュカ殿からしたら、雑魚モンスターなのだろうか?
「そうか……おいウルフ、絵を貸せ」
それなりに納得したリュカ殿が、マリーの彼氏……ウルフから何か紙を受け取る。
すると玉座に座るモンスターに見せ付け、大声で尋ね始めた。
「おいキ○タマレオ、この絵の女性を見た事あるか? 僕の奥さんなんだけど、探してるんだよね。知ってたら素直に教えないと、酷い目に遭わせるゾ!」
キ、キンタ……
「キ、キン○マレオではない! 余はキングレオ……何れは世界を統治する国の王だ!」
「そんな事はどうでも良いんだよ! この女性に見覚えがあるのかないのか……それだけを答えりゃ良いんだよ馬鹿!」
ほ、本当にこの邪気に気圧されてないのか!?
マリーが言っていたが、大魔王も逃げ出す強さというのは本当かもしれない。
一段落したら是非ともお手合わせをお願いしよう。
だがその前に、私がウルフよりも上である事を、この戦いで証明せねばなるまい。
ライアンSIDE END
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ