序章 最終話 残酷な運命
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ヴ「この...反逆者がぁ...」
暗「反逆ぅ?違うなぁ....お前をおれの木偶にするためだよぉ!!30年前も、そして今もなぁ!!」
30年前?まさか、あのときおれを操ってた『何か』は....!!!!!
ヴ「テメェが....!!!」
暗「ああそうさ、あのときお前に入るためにお前と同盟組んだのさぁ、あひゃひゃひゃひゃ!!」
ヴ「この....クズがぁ....」
なんだ、どんどん意識が...
暗「意識が遠のくだろ?おれが侵食してるからなぁ!だが、今すぐ暴れてもらう訳じゃない。来るべき時まで封印し続けてやるさ。」
ヴ「ふざ...けんな.....ここで....封印されて...たま..るか....おれを..待っている友達がいるんだよ!!」
暗「フフン、闇の王ともあろう者が友達ぃ?まぁいいや、その友達とやらに別れのメッセージでも与えてやりな、お前のフルパワーなら空間も超越できるだろ?」
確かにそうするしかないかもしれない。強がってもおれはもう封印される。ならばフランに何も言わないまま封印されるなんて、フランが何もしらないまま、おれに裏切られたと思って傷つくじゃないか。だからおれはフランに、メッセージを届ける、
ヴ「フラ(ry」
暗「なんて言わせると思った?」
ギュルオオオオオオ
ヴ「!!!」
暗黒エネルギーの身体が全体を包み込んだ。何かが入ってくる感覚。間違いなくあのときと同じだ。
ゴメンフラン.....毎日行くって約束....守れなかった....
闇の王ヴリトラは再び、封印された....
「レミィちょっといい?」
「あら、なにかしらパチェ。」
「ここ数日...妹様の様子が....以前よりも...」
約束したのに....毎日くるって約束したのに....
少女はまた....暗い、深淵の闇に置き去りにされた....。
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