序章 最終話 残酷な運命
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なんやかんや、手作りがいいと聞いたので親父を血祭りに上げたあと、スイーツづくりを始めて半日、ヴリトラ特製シュークリームが完成した。
ヴ「よし、少し遅くなったがまだ大丈夫だろう。それじゃあ行ってくる。」
「いってらっしゃーい♪
ダ「......」
まるで屍のように動かない親父だったがギャグ補正は半端ないから大丈夫だろ。ということで城を去った。
フランのいるあの部屋に行くには一度初めて行ったあの場所に行かなければならない。何故ならそこがフランのいる世界に近いからだ。あくまで予想だが。
ヴ「それにしても...友達ってのはすげぇなぁ...こんなおれをここまで変わさせたんだからなぁ。」
友達が出来たおかげのこのシュークリームとやらの作り方もマスターした。そして....友達と会いたくてウズウズしてる自分がいた。
もうすぐあの場所に着く。その時だった。
「おやおやぁ〜?探しましたよ...ヴリトラ様ぁ....」
ヴ「テメェは....」
目の前に立ちふさがる全身に目玉がついてある怪人。30年前の大戦の時、闇軍と同盟を組んできた暗黒エネルギーだった。
ヴ「あのときの胡散臭い野郎か、何の用だ。できればすぐに終わらせてくれ。」
暗「んん〜、では結論から言おう。
我が計画のために今一度封印されてもらおうか。」
グオォォォォォォッッッ
ヴ「!!?」
突如暗黒エネルギーの身体から触手のようなものが無数に襲ってきた。
ヴ「(トランス能力...だがこの数は....!!!)クッ!!」
ババババッッ
いきなり襲いかかってきたがなんとかこれをかわしきれた。
ヴ「暗黒エネルギー!テメェ一体なんのつもりだぁ!!」
暗「何のつもりって....このつもりだけどぉ??」
暗黒エネルギーは身体からだしたトランスの触手を合体させ極太いドリルのような巨大な触手を回転させヴリトラに向けて飛ばした。
ヴ「このままじゃシュークリームがやべぇな...!」
ヴリトラはシュークリームを宝玉の中にいれ、勢いよくむかってくるその巨大ドリルをかわす。
が、
暗「あらぁ 引っ掛かったねぇ!」
ヴ「なぁ!?」
なんとかわした先の地面には暗黒エネルギーの身体で囲まれていた。そこに足をつけたヴリトラは暗黒エネルギーの身体でできた底無し沼に沈んでゆく。
ヴ「ぐ.....このぉ!!」
暗「ふははははは、お前はホントに単純だなぁ、あぁ〜ん?」
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