−友好デュエル・前夜−
[8/8]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
良い引きしてやがる…
…いや、悪いか。
「チェーンしてリバースカード、オープン!《サイクロン》!お前のリチュアル・ウェポンを破壊する!」
俺と明日香のフィールドからそれぞれ竜巻が現れ、俺の竜巻が明日香のリチュアル・ウェポンを。
明日香の竜巻が、俺の竜巻を破壊した。
「リチュアル・ウェポンが破壊されたことにより、サイバー・エンジェル−弁天−の攻撃力は元に戻るぜ。」
サイバー・エンジェル−弁天−
ATK3400→1800
DEF3000→1500
「それでも、ガントレット・ウォリアーの守備力よりは上!破壊して効果ダメージで私の勝ちよ、遊矢!サイバー・エンジェル−弁天−で、ガントレット・ウォリアーに攻撃!エンジェリック・ターン!」
確かに、俺のフィールドにリバースカードは無い。だが、やる前に説明するのは、失敗フラグだ!
「手札から効果を発動!」
「手札からですって!?」
「出でよ、《牙城のガーディアン》!!」
牙城と、それを支える機械戦士がガントレット・ウォリアーの前に立つ。
「牙城のガーディアンの効果!自分フィールド上に守備表示で存在するモンスターが攻撃された時、 そのダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、その戦闘を行う自分のモンスターの守備力は エンドフェイズ時まで1500ポイントアップする!」
ガントレット・ウォリアー
DEF1600→3100
これを予測出来る奴はあんまりいないと信じたい!
「迎撃しろ!ガントレット・ウォリアー!」
「きゃああああっ!」
明日香LP700→0
ガントレット・ウォリアーの反射ダメージにより、デュエルは決着した。
やっぱり、三沢や亮、明日香とデュエルするのは特に楽しいな。
三沢や明日香とは実力が拮抗しているため。
亮とは、自分より強い者に挑むチャレンジ精神からだ。
「負けちゃったわね…うん。これなら、明日も大丈夫でしょ。」
「そいつはどうも。信用してくれて嬉しいよ。」
「も、もちろん、信用してるに決まってるじゃない!」
決まってるのか?
「ま、いい加減時間がヤバいからな。サクッと送ってくぜ。」
「ここまでで良いわよ。もう少しだし、こんな夜中に二人で女子寮に行ったりなんかしたら…」
「したら?」
なんかあるか?
「と、とにかく大丈夫よ!それじゃ、明日は頑張ってね!」
明日香は顔を紅くして、走り去っていった。
「なんなんだ…?」
一人でここにいても仕方がないので、男子寮に戻ることにしたのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ