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ハイスクールG×D 黄金に導かれし龍
第17話
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だ。もう聞こえていないだろうがな」

さすがに何もする事は出来ずにコカビエルは消滅する。

「そして、お前は私に何か用なのか?」

「ほう、気付いていたか」

「隠れる気も無いくせによく言う」

上空を見上げると白い全身鎧に身を固めた男が居た。

「ふっ、本来ならそこのコカビエルを捕縛しに来たのだが、面白そうなので見学していたのだが、赤龍帝も居て、赤龍帝より強い奴まで居るどうするべきか、どう思うアルビオン」

『そこに居る金色と戦りあうのは止めておけ。コカビエルの二の舞になる。赤いのは怪我が深すぎる。楽しめないぞ』

『ふん、久しぶりだな白いの。敵意が段違いに低いが、何かあったのか?』

『そういう赤いのも。何か楽しみでも見つけたか』

『ああ、楽しいさ。今代の赤龍帝は強い。3ヶ月前までただの人間だったのが、既にここまで強くなった。今回は経験不足から深手を負ったが、歴代最強を名乗れる。こいつが何処まで行けるのか、楽しみでな。もしかすれば数年のうちにお前との決着が付くやも知れん』

『だ、そうだ。ヴァーリ』

「そうか。ならば全力で戦ってみたいものだ、アルビオン。ここは退くのが良策だろうな。だが、最高だ!!俺の代で最強の赤龍帝と戦えるなんて!!」

「また戦闘狂か。少しは理性的であって貰いたいものだ。最初に忠告しておく、無闇に争いを広げようとするのなら一方的に蹂躙するぞ。聖剣抜刀は私が苦手とする部類の技だ。威力はともかく、溜め時間は戦闘に使えるまで鍛えていないからな」

「だろうな。だが、いずれは超えてみせる。では、失礼させてもらう」

そう言ってヴァーリと呼ばれた男は閃光となって消えた。



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