第17話
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ぞ」
そしてオレ達の方に視線を向ける。
「サーゼクスが来るのか?それともセラフォルーか?」
「違うな、やってくるのは聖闘士だ」
リアス部長が何かを言う前にオレが答える。
「聖闘士?何処かで聞いた事があるな」
「地上の愛と平和の為に戦う神殺しの戦士。少なくともテメエなんかよりも遥かに強い奴だ」
オレが言い切ると同時にコカビエルが巨大な光の槍をオレに向かって投擲してきた。オレは赤龍帝の篭手に小宇宙を集めて光の槍を掴み取る。
「そしてオレも強い」
掴み取った光の槍を握りつぶす。
「ほう、今代の赤龍帝は中々楽しめそうだな。だが、その前に私が連れてきたペットと遊んでもらおうか」
コカビエルが指を鳴らすと、闇夜から三つ首の巨大な犬が姿を現した。
「ケルベロスか」
「さあ、私を楽しませろ」
「ギャオオオオオオオオォォォっ!!」
ケルベロスはオレ達を向いて威嚇の咆哮をあげた。
「うるせぇんだよ!!」
部長達が怯む中、オレは一気に懐に飛び込み、真ん中の顔にアッパーを繰り出して宙に浮かせる。そしてその胴体を掴み、回転しながら上昇してそのまま地面に頭から叩き付ける。
「ペガサスローリングクラッシュ!!」
校庭に叩き付けられたケルベロスはその身体の半分以上を地面に埋めて力が抜けている。
「よし、準備運動は終わった」
「ケルベロスを一撃、それも赤龍帝の篭手の力を使わずにか。ふ、ふふふ、ふははははは、良いぞ、実に良いぞ赤龍帝。これなら存分に楽しめる」
そう言ってコカビエルが再び指を鳴らすと新たに2体のケルベロスが姿を現す。
「邪魔をされても困るのでな。グレモリー達にはこいつと遊んでいてもらう」
「部長、任せても大丈夫ですか」
「いつまでも貴方達師弟に頼りっきりになる訳には行かないからね。こっちは任せておきなさい」
「頼みます」
ケルベロスを部長達に任せてコカビエルが居る上空まで跳ぶ。
「待たせたな」
「構わん。さあ、楽しもうぞ!!」
「断る!!」
オレとコカビエルの拳がぶつかりあう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私達が学園にたどり着いた時には既にコカビエルとの戦闘に入っていた。上空ではイッセーとコカビエルが、地上では他の皆が二体のケルベロスと、そしてそれらから離れた位置に堕天使が一人。
「バルパー」
「あれが、聖剣計画の首謀者か」
隣に立つ木場が堕天使の顔を見て呟く。なるほど、あいつが仇か。
そして奴の近くに5本の聖剣が見える。
「バルパー!!」
木場が飛び出したので私はそれを追う。バルパーの元に辿り着くと丁度儀式が終わっ
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