吾輩、恩返しする
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!』
「こ、このn」
きゅぅぅ〜
「//」
『ねえ、今どんな気持ち? ねえねえ、今どんな気持ち? 俺に文句言おうとした時に自分の腹の音に邪魔されてどんな気持ち? ねえねえwwww』
「……」プルプル
『顔真っ赤www恥ずかしい?wwwねえ、恥ずかしい?wwwmプププ』
「……ぶっ飛ばす……!」
『上等じゃ我、どっちが上か教えたらぁ!!』
「……すいません……遅れました」
「あら、どうs――本当にどうしたの?!」
「……ちょっと階段で転んでしまって」
「普通は階段で転んだだけじゃここまでならないでしょう。それにあなたルークじゃないの……」
「……できれば触れないでください……泣きそうです……」
「そ、そう、分かったわ。触れないでおくわ、だから元気出して」
「ほら、小猫ちゃん、これでも食べて元気出して!」
「お茶もどうぞ」
「……ありがとうございます……ぐすん」
「「「「(本当に何があったんだ……)」」」」
昨日のチビなんか美緒に似てたな〜、まだ美緒の方が強そうだったが。
それにしても巫女さんのとこで喰ったさんまうまかったな……キンメとかくれたら吾輩もう巫女さん守護獣になっちゃう……チラチラ
「イッセーさん見てください! かわいい猫さんがいますよ!」
「げっ! あの時の猫っ!」
金髪のシスターとあの時の叫んでたエロガキじゃないか。
「よしよし〜♪ イッセーさんもどうですか? ぷにぷにしてて気持いいですよ!」
「い、いや、なんだかその猫に近づくのを体が拒絶してるんだ……なんだろこの悪寒……ブルブル」
「そうなんですか? こんなに可愛いのに……」
「にゃ〜ん、うにゃ〜ん(いや〜、照れますな〜)」
あのエロガキ、随分と顔が青いな、猫アレルギーか? それとも猫になんかトラウマでもあるのか?
「あそこのクレープ買って、公園でゆっくり食べながら休もうぜ」
「はい! バイバイ、猫さん」
「ばいb、にゃ〜!」
「おい、今バイバイって言わなかったかこの猫……」
「え? 私は聞いてませんが……」
「聞き間違えか?」
あぶねーー!! うっかりしゃべりそうだったーー!!
「あっ、その前に……はい猫さん、どうぞ」
シスターは俺にチョコを差し出してくる。チョコなんて何年ぶりだろ、甘いな〜、うまいな〜。
でも猫にチョコは危険だから吾輩以外にはしないでくれよ。下手すると死にかねんから。
この世界もいい子がいっぱいいて吾輩嬉しいよ。だからもっと餌くれてもいいんだよ。
眠いし、公園で昼寝でもするか。
えー、公園に着きました。
金髪シスターのアーシア嬢が痴女に拉致されていきました。
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