暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter20「ディナータイム」
[6/6]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
ルドガーのその黒いのって自毛やなかったんか」
「アタシも今までてっきり生まれつきかと思ってた」
近くにいたはやてとヴィータが2人の会話を聞いて話しに加わり、ルドガーの前に来て黒いメッシュ部をはやては指でさらっと撫でる。
「うーん、よう染められとるなぁ……自毛と間違えるんも無理ないかもなぁ」
「念入りに染めてるから当然さ。まぁ骸殻使ってる時はメッシュも白く染まるけど……」
メッシュを触りながら残念そうに笑う。クォーター骸殻時は違うが、仮面で頭部が被われるフル骸殻の1つ前のレベル、スリークォーターまでルドガーの髪色は完全に自毛に戻り、気を使っているオシャレ部分が消えしまう上、露出している少ない肌の色まで白っぽくなってしまい、モヤシに見えなくもない。ぶっちゃけ鏡で骸殻時の自分の姿を見たらそう見える。
「骸殻って?」
骸殻の事を知らないすずかは3人に骸殻の事について質問を投げる。
「骸殻っていうのはルドガーの持つ能力でな、ものゴッつい格好に変身するんやで」
「へぇー!見てみたいなぁその骸殻っていうモノに変身してるルドガー君!」
はやての簡単な解説で骸殻の実物を見たくなったのか、興味津々な声を上げながら、ルドガーを見ているすずか。
「なになに?どうしたのよ?」
そんなすずかの声に気付きアリサがやってくる。すずかは骸殻の事をアリサに話し始める。
結果、アリサまでも骸殻を見たいと言いだす。
「ちょっとそれ見せないルドガー!」
命令口調でルドガーに骸殻に変身するよう強要するアリサ。
「えっ?骸殻っていう姿に変身したルドガー君って槍も使えるの!?すっごーい!!ルドガー君お願い!!その骸殻に変身した姿のルドガー君をぜひ見せて!!」
骸殻状態のルドガーが槍を使うという事を聞いた美由希が目を輝かせている。
というかいつの間に近くきたのか?
骸殻に変身して姿を見せろと言われた事が今までになかったのでどう反応していいか最初はわからなかったが、状況に慣れたルドガーは3人の頼みを丁重に断る事にした。
時歪の因子化は例えクォーター骸殻に変身しても進行するモノ……興味本意の頼みで変身して自分の命を減らす事は真っ平御免である。
その後は骸殻の話題も終わり、話しに参加していた人間は食事を再会したのであった。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ